2018年10月30日
マツダ・デミオ XD Touring (2WD/AT 2016年改良モデル)- その5
Muson MC2 Pro1(進化版・型番:JP-MC2-MU)を用いた試し撮りの続き(iMovieで編集)。
PL(偏光)フィルターの装着前後の映像を比較。
iMove上で自動色調補正を行ったところ青味が取れ、併せて若干の手ぶれ補正もかけてみた(日時の表示がそのせいで揺らいでいる)。音声は付属のピンマイクによる外部集音だが、時々カツカツとノイズが入る上、音がこもったりと問題有。
肝心のPLフィルターだが、効いているかどうかMusonの小さな液晶画面で確認するのは困難。雲のコントラストの加減や、ボンネットに映り込む景色の様子をみながら、太陽の位置も加味してリングを回してみた。進行方向が常に変わる車窓の景色で、PLフィルターの効きを一々調整するのは困難。NDフィルターの方がハイコントラストになりがちなMusonには良いのかもしれない。次回(デミオ)で試してみたい。
(おわり)
posted by ihagee at 04:07| 車
2018年10月29日
マツダ・デミオ XD Touring (2WD/AT 2016年改良モデル)- その4
Muson MC2 Pro1(進化版・型番:JP-MC2-MU)を用いた試し撮り。iMovieで編集(この商品で色々と報告されているビデオ編集上のトラブルはiMovieでは何もなかった)。コンデジ・Casio Exilim EX-ZR10(およそ10年前の製品)での比較撮影も入れてみた(いい加減な設置でカメラアングルが悪いが)。
早朝の埼玉・川島(鴻巣辺り)を撮影。前日カメラを色々といじって露出を-0.3と彩度を上げたまま元に戻さずに撮影したことに気づき、カメラ側の露出などの設定を全て初期値にして再度昼間で試し撮り(自宅付近と車庫)。
再度試し撮りした部分ではPLフィルターを使わなかったので、これがこの商品の素のままの撮影結果となる(iMovieでホワイトバランスの修正のみ行った)。尚、動画モードは手振れ補正(EIS)有とし、 1920x1080 60fps のレート、映像フォーマット: MOV, 音声フォーマット: AACで、H.264で圧縮されている。音声はこの商品に付いていた外部マイクで集音(モノラル)。
結果は、コントラストや明暗の差が大きく(光が当たる部分は白飛び)不自然な映像となった(昼間の撮り直し分で評価)。色の密度や奥行きなどの表現力はやはりGoProもどきの域で到底それに及ばないが仕方ない。録画を終了するとその瞬間マイクのブチっというノイズが入る。マイクの集音性も良くない。
比較撮影したExilimはFHD 1920x1080 30fps H.264 (映像フォーマット: MOV, 音声フォーマット: DVI)で、フレームレートは半分なのに映像としての表現力は上回っている。カメラ本体のステレオマイクで音声そのものも臨場感がある。広角でない分、Musonと比べて車載向きではないが、手振れ補正も効いているので今後もMusonと比較して撮影に使ってみたい。CasioはExilimシリーズを終了したが(コンデジから撤退)、Exilimの優秀性をあらためて再確認した次第である。
この撮影を以って、愛車(ヴェロッサ )との事実上のラストドライブとなった。
(おわり)
posted by ihagee at 03:10| 車
2018年10月28日
マツダ・デミオ XD Touring (2WD/AT 2016年改良モデル)- その3
マツダ・デミオ XD Touring (2WD/AT 2016年改良モデル)は次の週末に納車予定。
納車に合わせてドライビング・レコーダを購入しようと思い立った。通称ドラレコの主たる目的は事故時の映像記録であろう。しかし、今度の車は事故防止の様々な安全装置が付いており、旧車(ヴェロッサ )で一度も事故に遭遇しなかった私としては事故記録の為よりも、むしろ車窓の景色を撮りたい気持ちに駆られた。
きっかけはGoProで撮影した以下の動画である。
(モンテネグロの美しくも険しい風景。地名も折々表示されるのでGoogleのマップで検索し航空写真で「降り立って」自分なりに歩き回るのも面白い。お手軽な海外旅行である。)
そして、Driving_Enthusiast氏の一連の「酷道・険道シリーズ」である。
(時代考証も織り交ぜたなかなか凝った字幕で映像を楽しませてくれる。マツダのアテンザで狭道を走破しているようだが、余程度胸がなければできないことだ。)
私自身、いまどきのYouTuberになるわけでもないが、「物は試し」とアマゾンを通じてアクション・カメラを購入。車窓の景色を撮るのであればGoProと世評は決まっているようだが、数万円もするGoProなど買えるわけもなく、アマゾンのアクション・カメラのカテゴリーで断トツ人気のMuson MC2 Pro1の進化版なるモデルがそれである(型番:JP-MC2-MU)。8千円程度のGoProもどきの中華製でモノとしても画質としても「もどき」の域を出るものではないと承知の上である。

Muson MC2 Pro1はYouTubeにレビューコメントが多数投稿(注意:Musonは幾つも異なる仕様の製品を過去販売しているが、アマゾンのレビューコメント欄はその区別がないので、実際に販売されている製品と合致したレビューとは限らない)されているのでここでは説明を省くが、「アクション」の名の通り、動体の動画撮影に特化した製品というだけあって、やたらとアクセサリーが付いてきた。その多くは自転車・バイク・マリンスポーツ(水中撮影含む)などに使うものらしく、乗用車の車載用として使えそうな部品は見当たらない。そこで、さらにアマゾンからSJCAM SJ4000シリーズ アルミ合金製 ハウジングと吸盤カメラマウントを購入した。GoProもどき同士の中華製SJCAMゆえにMusonでもハウジングがそのまま使える。ただし、Musonの外部マイク端子分の開口がないので若干工作を施した。このハウジングの良いところは、40.5mm径のフィルターマウントを備えていることだろう。ご丁寧にもKenko社製のUVフィルターとフィルターキャップが付いている。
Meyer-Optik Görlitz Primotar 50mm, f3.5で使っていたPLフィルター(46mm径)と40.5→46mmのステップアップリングが手元にあるので、上述のマウントにPLフィルターを装着することが可能となった。

(Exakta RTL1000とPrimotar 50mm&PLフィルター)
PLフィルターは▲印が指先で判るように結束バンドを巻く工夫を施してある(拙稿「偏光フィルター(PLフィルター)への工夫」)。
カメラだけ簡単に取り外すことができるように、手持ちのSLIK社製クイックシューを使ってみた。これは至って便利である。ハウジングにシュー(カメラ側)を取り付け、吸盤マウントにもう片方のシュー(雲台側)を付けて、ヴェロッサ のフロントグラスに装着してみた。SLIK社の頑丈なシューのお陰でカメラはビクともしない。
Muson MC2 Pro1(進化版)は付属品のリモコンで本体を操作可能(録画開始・停止)な上、Wi-Fi接続+無料アプリでスマートフォンの画面で映像をミラーリング(タイムラグ有)と同様の操作ができる。未だにガラ携でスマートフォンを持ち合わせていない私だが、iPodTouchがあるので問題ない。リモコンもiPodTouchからの操作も問題がないことを確認した。
本日(10月28日)を以って事実上ラストランとなるヴェロッサ の車窓をこの最新のカメラで撮影してみようと思う。カメラ側の露出設定などを変えて試し撮りである。さて、どうなることか。動画の編集はiMovieで行う予定。

Musonの同型のカメラでの作例(KOTARO.TVさん)。とても綺麗に撮れており、大変参考になった。
(おわり)
posted by ihagee at 11:42| 車