2018年11月10日
マツダ・デミオ XD Touring (2WD/AT 2016年改良モデル)- その8
Muson MC2 Pro1「進化版」と、Multi Drive RecorderなるソフトをインストールしたiPodTouchの内臓カメラでの車窓映像の続き(2018/11/04撮影)。
千葉ドイツ村・光のイリュージョンも含め、iMovieにてまとめて長めのムービーを作成してみた(無声)。海ほたるまでの路程は早送りにしている。
横浜・東京湾アクアライン(海ほたる)・千葉ドイツ村・幕張・銀座・新宿を途中渋滞に遭遇しつつ走った結果は18.5km/Lだった。雨天ゆえ曇り止めの空調を効かしたこともあって停車時にi-stopが一律には働かなかったが、まずまずの燃費である。
昨年11月に閉園した群馬県赤城高原にある赤城クローネンベルク(クローネンベルクドイツ村)をついつい比較してみたくなる(拙稿「さよなら、赤城クローネンベルク」)。アミューズメント主体の千葉のドイツ村に、農畜業共生型のクローネンベルクのようなドイツらしさを求めるのは酷かもしれない。そう思うとクローネンベルクの閉園は今さらながら惜しまれてならない。
(おわり)
posted by ihagee at 22:40| 車
2018年11月07日
マツダ・デミオ XD Touring (2WD/AT 2016年改良モデル)- その7
前回の続き。
Muson MC2 Pro1「進化版」と、Multi Drive RecorderなるソフトをインストールしたiPodTouchの内臓カメラでの映像は以下の通り(音声無)。銀座の目抜き通りを撮った(11月4日)。当日は雨天だったがMusonは、昼間・夜間を通して露出-0.7、白バランス自動、ISO感度自動、コントラスト-20、シャープネス-10で撮影。PLフィルターを用いた。露出とコントラストを抑えることで夜景のイルミネーションもギラつきがなく撮ることができた。
Muson MC2 Pro1で思いのほか夜景が美しく撮れたが、iPodTouchのカメラは手振れ防止機能がないのでブレがある。Musonの映像にMulti Drive Recorderのマップを重ねてみた。
銀座など映像から場所が判る場合はマップを重ねる必要もないが、何ら場所を示す標識がない山道などではGPSを利用したマップを重ねる意味はあるだろう。GPSレシーバ Dual XGPS150Aは車載用に開発されただけあって、常に衛星を捉え(トンネルの中はダメだったが)マップと映像が同期している。
(おわり)
posted by ihagee at 19:49| 車
2018年11月05日
マツダ・デミオ XD Touring (2WD/AT 2016年改良モデル)- その6
先週末、デミオが納車された。


マシーングレープレミアムメタリック塗装は美しい。自分なりにガラスコートを施そうとコーティング剤(ピカピカレインプレミアム)とメンテナンスキットを購入していたが、マツダ純正のボディガラスコート(MG-5)施工済と納車時に知った。先行投資は無駄になったが、ピカピカ具合は前オーナーからの贈り物として感謝している。この特別仕様のカラーはデミオのような小さなボディの光の彫琢にこそマッチしているように思える。精悍さが凝縮されるからかもしれない。
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さて、このデミオ、前の車(ヴェロッサ )の可もなく不可もない無難な乗り味とは異なる。私の最初の車であるワーゲン・ポロの路面接地感を今度の車で思い出した。ハンドルと尻で路面から受け取る情報の多さと言って良いのかもしれない。1500回転までは案外と無表情なディーゼルエンジンも2000回転の前後で豹変する。背中を押される感覚とガラガラと唸るエンジン音が微かに聞こえるターボのヒューンという音を伴いあっと言う間に加速するのは一種癖になるアクセル感かもしれない。この車であれば、ワインディングや高速道を駆けたくなる気分もわかる。
しかし、電装品がこれでもかと盛られたデミオには正直戸惑っている。各種センサーは安全装置と協働するが、それらが何もなかった前車からの乗り換えでは黒電話がいきなりいまどきのスマホになるだけの論理の飛躍がある。どうせ飛躍するのであればと、私なりのドライブレコーダをトッピングしてみた。
前回にも紹介したMuson MC2 Pro1「進化版」(型番:JP-MC2-MU)を用いた車載カメラに加えて、手持ちのiPodTouchに外付けのGPSレシーバを組み合わせ(BlueToothでiPodTouchとペアリング)、Multi Drive RecorderなるソフトウエアでiPodTouchで撮影した動画にGoogleマップをオーバーレイし録画することを目的としている。未だにガラケーを愛用しスマホとは無縁なので、当然GPSを日用することはなかった。iPhoneから電話とGPS受信機能を除いたものがiPodTouchだから、GPSが必要であれば外付けすれば良い。GPSのために法外な通信料を払ってGPSレシーバを内臓したスマホに乗り換える必要もない。さらに言えば、自分の居場所をWiFiの基地局を介して常に勝手に送信している(探知されているかもしれない)スマホよりも、その恐れの少ない単体のGPSレシーバを用いる意味はあると考えている。WiFiの基地局のない山奥や飛行機の機内ではやはり通信衛星から直に測位情報を得られるGPSレシーバに利点がある。何しろ、通信料はタダというところも良い。


GPSレシーバは定評のあるDual社のXGPS150Aをアマゾンから購入した(1万円程)。常時、4個位の通信衛星から自位置の測位情報を受信することができる。実際にiPodTouchのGoogleマップ上に自位置を表示してみたが正確だった。このレシーバはバッテリー駆動(USBで給電して駆動も可能)で腕に巻くベルトも付属しているので、山歩きなどに携行することも可能。

車載で用いれば、実際の走行映像をGPSのログ情報を元に地図と同期させ、地図上の軌跡を重ねて録画すれば、どこをどのように走ったのか判り都合が良い。Multi Drive Recorderのアプリの中ではこの状態で再生可能だが、映像を書き出すと肝心の地図が消えてしまうのが難点である。GPSのログ情報でGoogleマップをアプリの中で動かしているので、映像として書き出した先ではマップが働かないからだ。実際、Multi Drive Recorderから直接YouTubeにアップロードした映像では地図が消えている。
参考動画:
iPodTouchの画面上Multi Drive Recorderで再生する映像を、QuickTime Playerを利用しPC(iMac)の画面にミラーリングし、QuickTime Playerの「新規ムービー収録」でミラーリングした映像をPC上に保存すれば、走行映像と地図を重ねてQuickTimeムービー(H.264、AAC)で保存できる。Multi Drive Recorderを利用し且つマップをオーバーレイさせた映像はYouTube上にアップロードされているが、おそらくこの手法にて保存した映像を使ったものと思われる。
参考動画:
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昨日(11月4日)所用で横浜から千葉までデミオを駆った。Muson MC2とiPodTouchをフロントグラスの上部に装着し(電源は車内のUSBソケット)さっそく車窓を録画してみた。あいにくの雨天ではあったが結果は良好。追って報告したい。
(おわり)
posted by ihagee at 13:51| 車