2019年12月21日

マツダ・デミオ XD Touring (2WD/AT 2016年改良モデル)- その11



「多少私なりにカスタマイズを施した」前回ブログ記事の続き。

1. シグネーチャーウィング
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新世代マツダ車の特徴デザインであるフロントグリルの下側から左右のヘッドランプへとつながる翼のような造形のこと。

フォグランプのベゼル共々メッキ処理されている。このメッキは個人的に好みではない。特にフォグランプのそれは ”ほうれい線" に見えて仕方ない。そこでこれらをブラックアウトすることにした。シグネーチャーウィングとフォグのベゼルは共にバンパーの内側からねじ止めされているので、塗装するにはバンパーを外してそれらを取り出さなくてはならない。外すにはかなり面倒な作業が必要な上、塗装が失敗するなどで現状に復元する可能性も考え、ウィングとフォグベゼルは新たに購入しそれらに塗装を施し、車検に合わせてディーラーに取り付けを依頼することにした。

シグネーチャーウィングとフォグベゼルは純正新品のもの(左右)を"モノタロウ" サイトから購入することが可能。しかし、前者は7千円と高価なのでフォグベゼル(左右)のみ新品を購入した(左右で約3千円)。シグネーチャーウィングは"メルカリ" サイトで「訳あり」品を3百円で購入。左右共にヘッドランプに近い部分に3cm程の亀裂があり、それが「訳あり」の所以だった。

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(冬場ゆえ、スプレー缶は温水を張ったタブに浸けガス圧が低下しないようにした)

シグネーチャーウィングの亀裂は瞬間接着剤で仮留めし裏から金属パテで補強。シリコンオフで脱脂後、ミッチャクロンとプレサフを重ね吹きしアンダーコートを行う。プレサフを厚目に吹いた状態で亀裂目を中心に全体がツルツルになるまで水ヤスリで均し、ガンメタリック色のホイルカラーで塗装しその上から2液式のウレタンスプレー(クリア)でコート。 一週間程置いて塗装を馴染ませた後、水ヤスリで磨き上げた(フォグベゼルも同様)。光にかざすと亀裂目が視認できるが遠目からは判らない程度。ウレタンコートのしっとりと美しい光沢で出来栄えはまずまず。

車検時、ディーラーに取り付けを依頼。ところがシグネーチャーウィングは取り付けできなかった。亀裂修復箇所が撓んでバンパーに留めることができなかったとのこと。フォグベゼルのみ取り付けとなった。

シグネーチャーウィングはデザインだけでなく衝突事故時(特に対人事故)には簡単に折れて衝撃を緩和する働きがある。簡単に折れるよう特定の箇所にテンションがかかる構造設計になっているようだ。従って、私が購入した「訳あり」品は、テンションが解放された状態。故に接着しても元の状態と比較して撓んだ状態になっていたということらしい。シグネーチャーウィングはたとえ安くとも「訳あり」品を購入してはならないと学習した。

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シグネーチャーウィングは現状復帰でメッキのまま。それでは矢張り面白くないのでバンパーを外すことなく周囲をマスキングして直接塗装することに決めた。この状態ではアンダーコートなどの通常の塗装工程は採れない。そこで "FOLIATEC (フォリアテック) スプレーフィルム 400ml (ガンメタリック)" をアマゾンから取り寄せた。これはラバースプレー、つまり “剥がせるスプレー"として評価とともに値段も高いドイツ製品だった。失敗したら剥がして再度塗工することが可能な上、速乾性且つ塗りムラが起きにくいということ。

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風のない日に住居マンションの共用洗車場を借りそこで厳重に養生を行った。シリコンオフで脱脂した上から全体に薄くスプレーを行う。最初はメッキ面に塗料が撥ねて定着しないが、二回三回と重ねてスプレーすると次第にしっかりとした塗膜が形成された。2時間程乾燥させてからマスキングを外す。この際、マスクの境目の塗膜はカッターで切れ目を入れておく。さもなければマスキングテープ共に塗膜も持ち上がって剥がれてしまうからだ。出来上がりはまずまず。フォグベゼルとも色調が揃っている。自動洗車機にかけると場合によっては剥がれてしまうとの報告もあるので少なくとも次の車検までは手洗いとなりそうだ。

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2. マフラーアーシング
ディーゼル車はカーボンとの戦い。導電性質のカーボン(炭素)は静電気を発生させる。マツダに限らず最近の車はボディの帯電を路面にタイヤを介して放電しているそうだ。

”タイヤゴムの主成分であるカーボンブラックに電気を通す性質があるうえ、一般的なタイヤにはスチールも内蔵、基本的には走行しているだけで放電されている” 

排気系もその導通系にあるが、マフラー末端は吊りゴムでぶら下がった状態で静電気が溜まりやすい(「電気的に浮いている」と言われる)。静電気によって排気効率が落ちることも考えればマフラーアーシングはした方が良いだろう。 "Daikei(大恵産業) マフラーアースキット 空中放電 30パイ~79パイ ME01" なる商品をアマゾンで購入した。


この商品の売りは放電索にある。飛行機に取り付けられ、飛行中機体に蓄積する静電気の電荷を空中へコロナ放電する装置とマフラーアーシングをハイブリッドした商品ということ。放電索だけだと、どことなくオカルトチューンっぽい雰囲気もあるが、ボディーアース用のメッシュワイヤーも付属しているのでマフラーアーシング自体に手抜きはない。


(みんから・パーツレビューから写真引用)

イカ釣りのヤエン針のような先端形状が放電索。引用写真のようにマフラー末端にイカ釣り針を見せるのはどことなく気恥ずかしい。そこでリアバンパーの内側空隙に立てて収めた(空気が流通していれば放電索を寝かせようが立てようが構わない)。引用写真のように路面と平行に設置した場合、この先端部が走行時の振動や、路面で「イカならぬ」何かを引っ掛けて落下したとかなど "みんから" の商品レビューもあって、立てて取り付ければ少なくともその可能性は少なくなると考えた。ボディーアース用のメッシュワイヤーは触媒とマフラー後方の遮熱板のボディとのM6取り付けボルトに噛ませた。

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マフラー末端とボディが導通しているかテスターで確かめた。後方ドアのストライカー部金属とマフラー末端との間は抵抗値がないのでマフラーに関して接地が為されたことが確認できた。
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マフラーアーシングの実際の効果の程は、そもそもテスターで知ることはできない。静電気を帯びているか否かを知るには非接触計測の静電電位測定器が必要となる。業務用の測定器は高価ゆえ、マイカーの静電気対策での効果測定はもっぱら体感(主観)に傾きやすい。車好きなら知っている「トヨタの "オカルトチューニング" 」もその効果測定は空気性能改善(コロナ空中放電によって樹脂部品の表面と空気との間に斥力が無くなること)に伴う燃費向上数値もあるが、静かさや乗り心地などの体感が混ざってゆえに非科学(オカルト)の領域がある(拙稿「マツダ・デミオ XD Touring (2WD/AT 2016年改良モデル)- その2」)。

3. デジタル静電電位測定器 FMX-002 シムコ静電気測定器
体感に自信がない(鈍感である)私としては、静電気は計器を使って測定したい。そこでヤフオクで中古美品を購入した。型落ちであるが新品で購入すると8万円近くするものが1/5以下で購入できた。
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(FMX-002 シムコ静電気測定器)

アース線でゼロ調整を行い帯電物に赤いLEDの二つのフォーカシングリングを照射し、同心円が重なる距離(25mm)で測定。30分程車を走行させエンジン・アイドリング状態で測定を試みた。
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(駐車場構造物の鉄部にアース線繋げゼロ調整)
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(測定時・曇天湿度48%)
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(アーシングを施したマフラー末端:帯電無)
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(タイヤ側面:帯電無)
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(シリンダーヘッドカバー:帯電無)
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(ラジエータキャップ:-0.29kV=-290V帯電)
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(給油口ボディ側面:+0.02kV=+20V帯電)
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(グローブボックス蓋:-0.23kV=-230V帯電)
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(サイドギヤ周囲:-0.45kV=-450V帯電)

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マフラー、ボディ側面、エンジン内部のプラスチック部分は帯電していないが、ラジエータキャップ、グローブボックス蓋とサイドギヤ周囲ではそれなりに数値が測定された。吸気抵抗があるラジエータ、ヒューズボックスの上のグローブボックス、電装系が集中するセンターコンソール周りなどは常に電荷があるからだろう。この辺り静電気対策を施せば良さそうだ。

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(助手席背もたれ部:-0.15kV=-150V帯電)
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(化繊のカーディガン表面:-6.5kV=-6500V帯電=静電気ショックレベル)

化繊のカーディガンを羽織り靴(ゴム底)を履いていれば、曇天湿度48%でもバチっと来る程、帯電する。冬場(乾燥時)、車のドアノブに触れた瞬間バチっと来るのは車ではなく人間が帯電している為。車自体の帯電と勘違いし易い。

4. エンブレム
デミオ シリーズはMazda 2となり、デミオ なるペットネームが消えた。「マツダの救世主」と呼ばれたデミオ を捨て、グローバルの名称はデザインの統一を伴うブランディングの一環なのだろう。マツダ車は個別のペットネームでなく、MAZDAと総じて呼ばれたい(在るのはクラス名のみ)、というドイツ車(Benz, Audi)と同様のマツダのブランド戦略が伺える。

そこで、我が愛車も リアのエンブレム・バッジ類(通称 "カモメ" のエンブレム、DEMIOペットネーム、SKYACTIVE TECHNOLOGY D)を全て取り外し、Mazda RX3 に使われていたMAZDAのロゴバッジ(複製品)とPEUGEOT Diesel 504に使われていたDieselバッジ(オリジナル)を付けた(それぞれeBayで入手)。ホルツ エンブレム取り外しキット(アラミド繊維+剥離液)で簡単に外すことができたが、"カモメ" のみがエンブレム跡が薄っすらとボディに残り、キットに付いていた剥離液を含ませたウエスでいくら擦っても消えない。そこでポリッシュで困った時はGLANOL。金属磨きの定番GLANOL(ドイツ製)を少量ウエスに取って磨き、綺麗に消すことができた。実に頼もしい。
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(3Mブチル強力両面テープを貼り付ける)
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Mazda RX3 に使われていたMAZDAのロゴバッジ(複製品)とPEUGEOT Diesel 504に使われていたDieselバッジ(オリジナル)は共にメタル製(アンチモン)なので可撓性がありボディの曲面に沿わせることができる。そしてメタルならではの風合いがあって好ましい。
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5. ドリンクホルダー
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センターコンソールのドリンクホルダー中敷にサイアノタイプのUV光源として一時期使用していた中華製(Focuspet)のライト(懐中電灯型)のレフレクターを再利用した(拙稿「サイアノタイプ - その8(引き伸ばし機)」)。この砲弾型LED球を使ったライトはサイアノタイプ目的では、UV光の寿命が短く使い捨て状態にあったが(高寿命のSMD UV光源を今は使用している)、お払い箱のライトのメッキレフレクターの外径がぴったりドリンクホルダーに合うことに気付き再利用となった。

他に数点、小技を施したがそれらは次回。

(おわり)
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2019年12月02日

マツダ・デミオ XD Touring (2WD/AT 2016年改良モデル)- その10



先月車検を行った。昨年の11月初めに中古車として入手して1年経っている。

納車時から6月目にディーラーから6ヵ月点検の案内が来ていたが何かと忙しく点検に出さずに乗ったせいか、10月に入ってからメーターにレンチ表示灯が点灯した。レベルゲージを引き上げてみると、適正上限(○)を超えてxマークとの中間値のエンジンオイル液量を示していた。DPF再生の間隔が夏場を過ぎてから短くなったので再生で燃え残った軽油が混入する量が増えたということなのだろう。ガソリン車に乗り慣れていると、メーターの表示灯(警告灯)の類はエンプティランプ以外は普段目にしないだけに点くと驚く。

平日預け・受け取りのディーラー車検の場合は週末の場合に比べて多少安くなるということで、木曜に預けて翌水曜に受け取るということになった。現行より一世代前のCX-3(ディーゼル・走行距離約14000km)を代車として借りる。デミオベースのクロスオーバーSUVである。車高が高く外観は明らかに一つ車格が上に見えるが、インテリアはデミオ と然程差がない。

そのCX-3。僅かの間乗っただけであるがデミオ XD Touringとは以下の点が違いとして印象に残った(あくまで主観)。
1. 静か(路面からのノイズ)
2. 多少うるさい(エンジンから車内に入り込む音)
3. 効かない(ブレーキ)
4. おっとり(挙動)
5. 鈍い(低速でのトルク)
6. 良い(運転視界性)

デミオ がツッカケに喩えれば、CX-3はスニーカーだろう。しかし、車としての操作感や路面からの情報(ノイズも含めた)の多さはデミオが勝っていた。足や掌に伝わるエンジンの振動(振動数)が感覚的に心地良いのはデミオ の方なのかもしれない。しかし、この辺りは個人の主観でありCX-3のあらゆる走行フェイズを試したわけではないので、世評通り「デミオ よりも良い車」なのだろう。以前試乗したCX-8の時はあまりの違いにデミオ は比較にすらならなかったが、その意味ではCX-3は比較軸の延長である。

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車検と併せて、ディーラーオプションのウエルカムランプを取り付けてもらった。これはドア開閉時にボディ両サイド下(全後部二箇所)で路面を照らすLED照明である。乗降時足元を確認することができる点、ドア下のカーテシーランプと同じものだが、デミオ にはカーテシーランプが元々装備されていないのでこの際付けてみた次第である。

昼間では点灯しているのか全く判らないが、夜間では乗降をサポートするに足る明るさ。実用的なオプションであるが選択する人は少ないようだ。いきなりパッと点灯消灯するのではなく、フェードイン・アウトするという演出も心憎い。



加えて、お決まりのメンテでパックを契約。

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デミオ シリーズはMazda 2となり、デミオ なるペットネームが消えた。「マツダの救世主」と呼ばれたデミオ を捨て、グローバルの名称はデザインの統一を伴うブランディングの一環なのだろう。フロント周りの形状は大幅に刷新された。値ごろ感のあったデミオ と比べ、3ナンバークラスの価格帯のMazda 2はもはや「救世主」を必要としないマツダの昨今の強気ぶりを象徴しているのか。しかし、その代表格たるMazda 3が評価は高いものの売れ行きが芳しくないとも聞く。

そのMazda 2のフロント周りは大人すぎて、七五三の衣装というか、どことなく「とっちゃんぼうず」風でコンパクトカーの図体には不釣り合いに思えるのは私だけだろうか?デミオ DJのスパルタンな風貌が好ましい。

車検から上がったデミオ 。車いじりは趣味ではないが、多少私なりにカスタマイズを施した(以下写真:Sigma DP2Sで撮影)。詳細は追って記事する予定。

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(おわり)

posted by ihagee at 03:03|

2018年11月28日

マツダ・デミオ XD Touring (2WD/AT 2016年改良モデル)- その9


群馬県立ぐんま昆虫の森(前回ブログ)を訪れた翌日、同じ群馬県の南牧村(なんもくむら)へ向かった(2018年11月24日)。

南牧村にはどことなく惹かれるところがあって過去度々訪れている。石垣が組まれた段々畑を背にせがい造り(出桁造り)と呼ばれる切妻屋根木造二階建ての二階(蚕室)が張り出した民家が点在する景色は独特な奥行きを醸し出している。本ブログでも同村についての記事を幾つか掲載した。林業主体の典型的な中山間地域だが屈指の限界集落としても知られている。しかし近年はグリーンツーリズムに取り組み、村の魅力を積極的に発信するようになった。同村から長野(佐久)に抜ける田口峠はバイク乗りにとって魅力なのかその姿を多く見かける。舗装道で離合箇所もなくはないが車幅が狭くつづら折りの急坂は車で越えるには多少勇気が必要。

都会からIターンの世帯もある。なんもく村・木工房かたじ屋さんはその一人。オアシスなんもくにかたじ屋さんの鳥笛が売られていたが、今はどうだろうか?地ビールと炭入りビザの店・ビアカフェBBは閉園した保育園をそのままカフェにした店で童心に戻ってパクつく南牧村特産の食用微粉炭(杉材)を生地に練りこんだピザが美味い。何度か訪れたがモチモチとした食感である。

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この村の歴史は古く、 砥沢村(現・群馬県甘楽郡南牧村 砥沢)という地はその名の通り質の高い砥石を大量に産出し、幕府から手厚く保護(御蔵砥)され、江戸への中継地として富岡が発展した。明治期にはその富岡に当時最新の紡績工場(富岡製糸場)が建設され、養蚕業が盛んだった南牧村からは砥石に続いて繭玉が運び込まれた。絹糸・絹布は明治から昭和初期のこの国の一大輸出産業で、富岡製糸場で紡績され横浜から輸出されたのだろう。絹布は艶々と光沢の美しいシルクのスカーフとなって、当時来日した外国人たちは競って買い求めたようだ。ミキモトの真珠と並び第一次産業の産品がこの国の経済を支えていた。その産業セクトに従事した中山間地域は経済的に潤い活気に満ちていたが、農耕民族たるこの国の津々浦々を豊かにするのは第一次産業という理は、その後の高度経済成長期に失われ、TPPや日米FTAなど現下の政策はその息の根まで止めようとしている。

日本という国の歴史的な構成単位は第一次産業を介してその土地の資源と共に生きること(共生)であり、コミュニティ(良くも悪くもムラ社会)であり、それら産業を守ること=国土保全なる社会資本という重要な意義すら、今や経済性の天秤にかけて無価値化の一途を辿っている。営林・水資源・利水という第一次産業から始まるこの国の公共財すら、外資民営という資本原理に晒して、国民の生命線まで資本家に売り飛ばそうとする現政権である。

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上述の遺構(廃墟を含む)を各所に留める南牧村を車載カメラ(車外の景色はSONY NEX-3とCarl Zeiss Flektogon 4/25)とフィルムに収めてみた。

車載カメラはMuson MC2 Pro1「進化版」(PLレンズ使用)と、Multi Drive RecorderなるソフトをインストールしたiPodTouchの内臓カメラで、以下動画の地図と音声(ステレオ)は後者を用い前者の映像にオーバーレイした。YouTubeに映像をアップした(途中から再生されるようでしたら、コントロールバーを左端にすれば、最初から視聴可能です)。



道の駅オアシスなんもくで、特産の下仁田ねぎ(今年は根腐れ病で大変だったようだ)、名物とらおのパン(目の詰まったしっかりしたパン)、かあちゃん本舗のおから、野沢菜の入ったおやきを買い求めた。帰り道、関越道の寄居 星の王子さまPAに車を停めて、南仏プロバンス風の景色を眺めながらおやきを食べた。

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Zeiss Ikon (VEB) Tenax 1(レンズ:Carl Zeiss Jena Tessar 37.5mm F3.5)をフィルム撮影に用いた。Kodak T-MAX 400フィルム(モノクローム24枚撮)2本を使う。Tenax 1は24 x 24mmのスクエアフォーマットなので、フィルム1本で36枚程度撮影することができる。セコニックの露出計も携帯。

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Fuji Neopan Across100で撮影しようと池袋ビックカメラ本館に在庫を確認したが無いとのこと(2018年10月頃に販売終了)。仕方なくKodak T-MAX 400に代えた。撮影結果は追って報告したい。

(おわり)

posted by ihagee at 03:57|