2019年02月07日

注視:東京電力福島第一原子力発電所



ネット上の情報のみ。
今年に入ってから事故原発の様子が変とのこと。



(大沼安史 (@BOOgandhi) )


(2019年1月16日)



(2019年1月30日)

写真出典:Cafe Rad Lab


(2019年1月30日の空間線量)

写真出典:ただ今の空間線量 ホワイトフード


(藤原直哉 (@naoyafujiwara))

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重機の排ガスかもしれないが・・。空間放射線量が増加していた(2019年1月30日)。
原発事故は終わっていない。忘れずに常にウォッチしていたい。



(おわり)


タグ:フクイチ
posted by ihagee at 18:46| 原発

2019年02月04日

この国の縮図



かつて命が輝いていた町は、死の町になった・・
チェルノブイリ事故被災者の言葉。

ウソを振りまきウソをつくことが、この政権の常套手段となっている。この政権のウソの本源は原発事故にあり、「アンダーコントロール」なる虚飾・粉飾(ウソ)でこの国はすっかり汚染された。ウソの主体が首相と取り巻きであることは言うまでもないだろう。正確には首相個人の性状(性質と行状)に由来する。もうホトホト、ウソにはうんざりした。(拙稿『いつまでも「うそつきロボット」で良いのか(原発事故なる国家の宿痾(治らない病)続き)』)

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ワシントンポストは『福島原発事故の現場近く、廃墟の町と破壊された生活』と題する記事を掲載している(2019年2月3日付)(Near site of Fukushima nuclear disaster, a shattered town and scattered lives

避難命令が解除されても、コミュニティが破壊されたまま、土地に戻ってくるのは高齢者ばかり。「悲観論と憂うつを感じます。今最大の悲劇は、高い自殺率です。(浪江町出身・佐々木茂氏)」

政府は二本松のような場所で新しいコミュニティを建設しようとする努力を支援することなく、帰還を命じ、避難命令が解除されて1年以内に補償金の支払いを終えようとしている。

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(ワシントンポスト記事から)

この国の縮図。これが「アンダーコントロール」なのか。ここから220kmしか離れていない東京は我が世の春という脈絡。

(おわり)

posted by ihagee at 03:50| 原発

2018年09月15日

そもそも、「トリチウム水」なのか?(続き)





2018.11.4 トリチウムの話 西尾正道氏(北海道がんセンター名誉院長)

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北海道がんセンター名誉院長・西尾正道氏については拙稿『いつまでも「うそつきロボット」で良いのか(原発事故なる国家の宿痾(治らない病)続き)』でも触れた。福島の原発事故で今もなお環境に放出されている放射性物質を起点とする「多重複合汚染」に警鐘をならす。その要因を人為的にまた一つ加えるのがトリチウム水の海洋放出である。政府・東電・原子力規制委員会はトリチウムは「危険でない」と説く。

しかし、その西尾正道氏は、トリチウムそのものに焦点を当てて「(極めて)危険である」と説いている。

放射線を出す線源を使って、がん細胞を殺す(放射線治療)=患者を生かす(命を救う)、つまり、放射線の内部被曝を利用した仕事(放射線の光)を「日本一し続けてきた(西尾氏弁)」西尾氏であれば、放射線の危険性(放射線の影)を日本一熟知している。「患者よ、がんと賢く闘え! 放射線の光と闇」 (西尾正道・著 旬報社)

その西尾氏がトリチウムの危険性=生物の細胞(遺伝子)を破壊(放射線の影)を説く。これ以上の知見はないだろう(詳しくはビデオを参照されたい)。

政府・東電・原子力規制委員会と西尾氏のどちらかが嘘をついている。どちらかは、もはや自明だろう。

国家ぐるみの壮大な「粉飾決算」、粉飾ぶりがこのところ次々と明らかになっている。「アンダーコントロール」の一声でありとあらゆる粉飾・虚飾が始まった。その大元に原発事故がある。現実は目の前にあるというのに(福島県富岡町の海岸線を真っ黒に埋めるフレコンバッグの山)、オリンピックで覆い隠し(拙稿「東京五輪までの虚飾」)、不都合はさらりと水に流そうとする(トリチウム水の海洋放出)。「アンダーコントロール」で脅かされるは生命であろう。

人間として恥かしくないんですか。
人類に対する殺人行為ですよ。これ、緩慢な殺人行為です。(西尾氏)

この行為者が自ら「美しい国」だと言う。「人間として恥ずかしい国」じゃないのか?

(おわり)


posted by ihagee at 17:22| 原発