Rolleiflex SL66にリンホフの重い三脚を携えて埼玉・川口市立グリーンセンターを訪ねた。(日付:2016/12/05、Carl Zeiss S-Planar 1:5.6 f=120mm、フィルム:Lomography Redscale XR 50-200、スキャナ:EPSON GT-X980)
埼玉には案外植物園は少ないが、このグリーンセンターは立派な温室を備え林間浴を満喫できる場所だ。秋薔薇が咲き残っていた。前日の雨で花びらが洗われて綺麗だったので撮影。温室では艶やかなカトレアや睡蓮に目が奪われたが撮影は失敗してしまった。
マクロプラナーという精緻な描写を得意とするレンズにRedscaleというミスマッチはその通りの結果となった。ただし薔薇には少しドラマを与えてくれた。尚、Redscaleはすでに使用期限を徒過しており、このような暗いレンズを用いると乳剤劣化による感光ムラが目立つ(ISO25で撮影)。いつもの素通しのレンズ(拡大鏡)で用いればそんなことはないのだが(作例)。









温室のサボテンを撮影したものの、感光ムラが酷い。モノクロームでスキャンしたら案外サマになった。


(おわり)