近くの農協で切り花を買った。冬の斜めに部屋に入り込む陽光を生かして撮影してみた(2017年1月21日)。
フィルムはLomography Redscale XR50-200。
レンズはいつもの拡大鏡(セリアの100均虫眼鏡)レンズ。






ここで、レンズを交換。ジャンク不動のオリンパスWIDE-Sから前玉(Olympus H.Zuiko-W f=3.5cm)をドナーにしたレンズ。ちなみにこのWIDE-Sの革ケースはBencini Koroll 24 Sにぴったり合う。Koroll 24 Sのオリジナルのケースは革質が悪くボロボロだったが(イタリアのアナログ・カメラケースはあまり質が良くない)、オリンパスの上等なケースが役にたった。




ずっと出番がなかったズイコー・レンズだが、さすがはオリンパス。雰囲気のある絵が撮れた。
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比較までに、拡大鏡(虫眼鏡)レンズをミラーレスカメラ(SONY NEX-3)に装着して撮影すると以下のような写真になる。絞りがないのでカメラ側にシャッタースピードを任せたが、ただハイキーでのっぺり白っぽいだけ。

同じ入射光でも、アナログカメラとフィルムとケミストリーを介するだけで途端に暖かな色と効果的なフレアになる。花びらが濃密な実体感を示す。アナログ・フィルムの面白いところだ。
(おわり)