Exakta RTL1000 - 虫眼鏡（単玉）レンズ（その２１）

先週末にかけて（6月10日〜12日）自宅（朝霞）近くの黒目川のポピー畑と富士見の難波田城公園の蓮池を中心に撮影した。今回は黒目川のポピー畑の撮影結果（その１）。

フィルム撮影には、Exakta RTL1000+Fujicolor 100（36枚撮用）+虫眼鏡レンズ を用いたが、レンズは前回と同様、分解したテレスコープから頂戴した内筒をレンズと鏡筒の間に仕込む。球面収差のあるレンズの中央部分だけを使って多少収差を抑えることを期待してのことである。ExaktaのTTL露出計の針は晴天下 ISO100でシャッタースピード1/500から1/1000を適正値と示している。



以下、フィルムでの撮影結果。スキャナーはEPSON GT-X980を用い最小限のトリミング以外デジタル処理は施していない。

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PLフィルターも用いたので紫外線域の青みは取れて色のバランスは良くなった。
盛りを過ぎたポピー畑は雨風で花茎が一様に倒れていたが、ファインダーから覗くとその荒みも一つの風情に見えるから不思議だ。

薔薇を逆光で撮影。



次回はレンズの細工を除いて同じ黒目川での撮影結果を報告したい。

（おわり）

Exakta RTL1000 - 虫眼鏡（単玉）レンズ（その２０）

横長構図の続き。
撮影場所：埼玉・川口市グリーンセンター（5月27日）
昨年12月10日に咲き残りの秋薔薇を撮りに出かけて以来である（「Rolleiflex SL66 - 咲き残りの薔薇」）。

コロニアルスタイルの集会場に面し芝が一面敷き詰められた庭が薔薇園。庭をぐるりと周回するように色とりどりの薔薇が植えられており、アーチやクラシックな街灯がしっとりとした趣を演出している。

先ずは、デジタルカメラでとりあえずの撮影：

　

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以下、フィルムでの撮影結果。スキャナーはEPSON GT-X980を用い最小限のトリミング以外デジタル処理は施していない。拡大するとフィルム特有の色の溶け合い方が判る。


（Exakta RTL1000+Fujicolor 100（36枚撮用）+虫眼鏡レンズ＝前回報告の通り細工したもの ）

　

　

　

　

　

　

　

　

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すらりと立ち姿の美しい薔薇に縦構図は決めやすい。荊棘（いばら）も薔薇（ばら）となるはアナログの良さ。

（おわり）

Exakta RTL1000 - 虫眼鏡（単玉）レンズ（その１９）

埼玉・川口市グリーンセンターに今が盛りの薔薇を撮影に行った（5月27日）。
昨年12月10日に咲き残りの秋薔薇を撮りに出かけて以来である（「Rolleiflex SL66 - 咲き残りの薔薇」）。

コロニアルスタイルの集会場に面し芝が一面敷き詰められた庭が薔薇園。庭をぐるりと周回するように色とりどりの薔薇が植えられており、アーチやクラシックな街灯がしっとりとした趣を演出している。

先ずは、デジタルカメラでとりあえずの撮影：









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今回フィルム撮影には、Exakta RTL1000+Fujicolor 100（36枚撮用）+虫眼鏡レンズ を用いたが、レンズには一つ工夫を加えてある。今までレンズは百均の虫眼鏡レンズを素通し単玉のまま用いていたが、分解したテレスコープから頂戴した内筒をレンズと鏡筒の間に仕込んでみた。球面収差のあるレンズの中央部分だけを使って多少収差を抑えることを期待してのことである。ExaktaのTTL露出計の針は晴天下 ISO100でシャッタースピード1/500から1/1000を適正値と示している。



以下、フィルムでの撮影結果。スキャナーはEPSON GT-X980を用い最小限のトリミング以外デジタル処理は施していない。拡大するとフィルム特有の色の溶け合い方が判る。













































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今まで（Exakta RTL1000 - 虫眼鏡（単玉）レンズ（その１８））とだいぶ印象が異なる絵となったが、ピントは合わせ易くなった。結果のインパクトは前回の方が上だろう。対象に応じて細工は使い分けようと思う。

縦構図での撮影結果は次回。

（おわり）