2018年05月12日

鴻巣 ポピー・ハッピースクエア


サイアノタイプ・プリントに引き伸ばし機 (Lucky II-C)が使えるとすっかり気を良くしていたが、光源としている中華製のUV LEDの劣化が思いも寄らぬほど早く、プリントを始めてから一週間で再考を余儀なくされている。もうワンセット同上のLEDが手元にあるが、長時間使わずに済むようスライドプロジェクターを利用したホームメイドの引き伸ばし機でプリントを行うつもりでいる(この場合は焼き付け時間は約三十分だがスポット的にしか焼き付けできない)。

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(スライドプロジェクターを利用したホームメイドの引き伸ばし機)

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本来の引き伸ばし機 (Lucky II-C)にはオンボードのハイパワーLEDで長時間点灯でも減光しない光源を求めるしかないと、一つ当たりをつけた。近々、eBayで米国から到着する予定。到着次第、テストを報告をしたい。

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今日は早朝、鴻巣(埼玉)荒川河川敷で開催中のポピーまつり(ハッピースクエア)に車で出かけた。見渡す限りポピーで埋め尽くされ日本一の作付け面積だという。昨年も同じ時期に同所に訪れたが(Exakta RTL1000 - 虫眼鏡(単玉)レンズ(その18))、昨年の台風による荒川の氾濫で河川敷が流されたようで、今年は昨年と少しポピーの植栽の様子が変わっていた。

早朝訪れたのも朝露に濡れた花びらが朝日に映える景色をフィルム撮影するためであるが、案の定、日が昇るにつれて瑞々しさが失せてのっぺりとした花模様となる。カメラは二台用意した。Voigtländer Superb (Skopar 75mm F/3.5)とクローズアップレンズ(Voigtländer W/w FOCAR 30)にモノクローム(フィルム:Kodak TRI-X 400 & Y-filter)とCanon AL-1と虫眼鏡レンズにKodak Ektar 100(36枚撮)の組み合わせである。

前者は去年のコスモス撮影で、後者は今年のチューリップ撮影で成果を発揮したので、また持ち出した次第。

ポピー撮影では虫眼鏡レンズで一度、Ektar 100を使って以下のような絵が撮っている(2017年4月2日・森林公園)。色収差のないレンズではEktar 100はシアンがかった背景を作る傾向があるが(Fujicolor 100はそうならない)、それなりに面白いと思っている。

Exakta RTL1000 with Homemade lens (using a x2 magnifier lens),  Kodak Ektar 100, April 2, 2017


Exakta RTL1000 with Homemade lens (using a x2 magnifier lens),  Kodak Ektar 100, April 2, 2017


比較用にミラーレスカメラ(SONY NEX-3)に虫眼鏡レンズを装着して以下撮影。絞りは開放にしハイキーな感じを狙っている(去年はFujicolor 100を用い、ローキー気味だった)。

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ポピー畑の脇に麦なでしこの畑もあった。紫の花が集まりとても美しい。

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さて、これらがフィルムでどう表現されるか、追って報告したい。

(おわり)
posted by ihagee at 10:01| 日記

2018年05月03日

旅気分 / Train Driver's View Gopro LIVE


世の多くの人はゴールデンウィークで連休ということだろう。
旅に出かけるのも良いが、たまには家の中で本でも読みながらちらりと車窓の景色を楽しんではいかがか?

Train Driver's View Gopro LIVEなる、ただ、運転席の前の景色だけを延々と24時間流すライブストリーミング(ライブとはいっても、ビデオを次々と流しているだけだが)がYouTubeにある。何の演出もなく、一見つまらなそうだが、パソコンの画面をながら見の車窓にするにはもって来いの映像だと気づいた。



元々はノルウェー国鉄がGoproと提携して、風光明媚な同地の景色をドライバーズビューで公開したのが始まりだそうだ。上述のライブストリーミングもビデオの多くはノルウェー国鉄のものだが、ドイツ、スイス、ベトナムと日本の鉄道の同種のビデオも含まれている。

風光明媚なら、ノルウェー、ドイツ、スイス。異国情緒ならベトナムが楽しめる。ベトナムはやたらと警笛を鳴らしてうるさいが、それもやむを得ないと思う生活臭いっぱいの景色が展開しとても面白い。さて、日本のJRは、実は一番面白くない。不必要と思われる程、音声ガイドやらアラームの電子音が頻繁に流れ全く静かでないのである。まるで幼稚園か小学校の教室で始終先生から小言されているような子供の社会である。「<音>から考える - プラスとマイナス」でも触れたが、比較してみれば、我が国の公共交通機関のうるささがわかる。国土面積がノルウェーやベトナムと大差ない日本なのに、セコセコチマチマ感がもっとも強いのはその日本の鉄道の車窓でもある。

ノルウェーは報道の自由度ランキングで世界一だそうだ。公共交通機関の乗降一つにも個人に判断が委ねられている社会、無意識・無思考ではいられない社会(これが大人の社会である)を垣間見ることができる。これこそ世界一である所以である。

(おわり)

posted by ihagee at 14:11| 日記

2018年03月25日

黒目川花まつり


地元(朝霞)の黒目川の堰堤沿いの桜が見頃を迎えた。
七分咲きというところでおそらく次の土日までは楽しめそうな咲き具合だ。

早朝の日が上がり始めた頃、散歩がてらフィルム撮影を試みた。
Canon AL-1にフィルムは少し奮発してKodak Ektar 100(36枚撮)を詰め、レンズは虫眼鏡レンズとCarl Zeiss Flektogon 4/25を使う。状況確認用にそれらレンズでのデジタル撮影も行った(SONY NEX-3)。

Exakta RTL-100にKodak Ektar 100(36枚撮)を詰め、虫眼鏡レンズで撮影した昨年の例(2017年4月2日撮影):

Exakta RTL1000 with Homemade lens (using a x2 magnifier lens),  Kodak Ektar 100, April 2, 2017


Exakta RTL1000 with Homemade lens (using a x2 magnifier lens),  Kodak Ektar 100, April 2, 2017


去年は虫眼鏡レンズを素通しのまま用いたが、今回は少し工夫をしてレンズの下に絞り機構を加え任意に光量(被写界深度)を変えられるようにした(改良型虫眼鏡レンズ)。

スクリーンショット 2018-03-25 11.24.11.png


スクリーンショット 2018-03-25 11.25.03.png


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(SONY NEX-3 / Carl Zeiss Flektogon 4/25で撮影)


虫眼鏡レンズ特有のボケ味を生かすには開放に近い辺りが良いが多少絞って使ってみた。

まともなレンズで撮影すれば当然こうなるのは判っているが・・
(Rolleiflex SL66 / Carl Zeiss S-Planar 1:5.6 f=120mm , Kodak Ektar 100, 2016年3月27日黒目川)

Rolleiflex SL66 with TTL meter finder / filmed by Carl Zeiss S-Planar 1:5.6 f=120mm , Kodak Ektar 100, Location: Kurome-river side (Asaka-shi, Japan), March 27, 2016


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同上改良型虫眼鏡レンズをSONY NEX-3に搭載しデジタル撮影した結果:

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去年よりはピントが合う写真になりそうだ。

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Carl Zeiss Flektogon 4/25をSONY NEX-3に搭載しデジタル撮影した結果:

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フィルム撮影の結果は後日掲載したい。

(おわり)


posted by ihagee at 12:13| 日記