(Julian Assange: "Nearly every war has been a result of media lies")
Julian Assange: オーストラリアのジャーナリスト/内部告発サイト「ウィキリークス」創始者
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私が発見した希望の持てることの一つは
過去50年間に始まったほぼ全ての戦争が
メディアの嘘の結果であった
ということです。
メディアはそれを阻止できたはずです、
もし充分、深く調べていれば。
政府のプロパガンダを増刷しなければ
それを阻止できたはず。
でも、それは何を意味するのでしょう?
つまりそれは、基本的に国民は
戦争を好まないということです。
そして国民が戦争をするには
騙される必要があるのです。
国民は状況をしっかり把握して
喜んで戦争に行くわけではありません。
ですから、もし私たちが良いメディア
環境を持てば、平和な環境を持つこと
ができるのです。
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マスメディア(大手新聞・テレビ)の論調:
ロシア軍の見境のない攻撃でウクライナの民間人が大勢犠牲になっている。目を背けたくなるような血塗れの子供や母親の映像。全てロシア軍が行なったウクライナの民間人への非道な攻撃。人道回廊の避難民をロシア軍が狙い撃ち。ジャーナリストもロシア軍の餌食になった。ロシアはウクライナを自国の領土にするばかりか、原発を人質にし核ミサイルのボタンで国際社会を恐怖のどん底に陥れようとしている。プーチンは狂人。対露経済政策は当たり前。ロシアを国連から追放せよ。国交を断絶せよ。国際社会からロシア人を追放せよ。ゼレンスキーは英雄だ。悪を懲らしめろウクライナ。今こそ義勇兵だ、義援金だ等々。
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ネット民たちの声:
当方も時折キエフ等のライブカメラ映像を見ていますが、今のところあくびが出る程平和な日常風景しか映っていませんね。まあ、キエフがロシアの戦車隊により包囲されているのは事実のようですが、敢えて正しく「牛歩戦術」に徹しているようです。寧ろ、人道回廊の安全を確保しつつ(ウ軍やアゾフによる住民の退避妨害…暴力や殺害も含めて、があるので難航しているようですが)市街に対するガードを固めているようですが。
米・欧州メデイアのウクライナ・キエフ侵攻攻撃報道があった場合は必ず各場所に備えてあるライブカメラ
をチェックしましょう。真実がわかります。
キエフ市内のライブカメラ:
ウクライナの内戦(ネオナチによる東ウクライナへのテロ)を含めるならその死者数はここ8年で1万数千人に達しています。更に、ついここ数日の間にあったドネツクのクラスター爆弾投下や、村への砲撃、アゾフ(ネオナチ)中心にした西側を含めた避難者への殺害を含めた妨害工作…。ひょっとすると既に全ウクライナ地域で同国軍による死者は、優に2万人(多数の子供含む負傷者、レイプ被害者、被略奪者、障害身障者などは、勿論その比ではない)を超えていると思われますが…民間人の巻き込みすら極力避けているロシアの比ではない
FacebookとInstagramが、ウクライナ侵攻についてロシア軍とロシア人への暴力を呼び掛けるヘイトスピーチを公式に許可。ヘイトスピーチの狙いはみんなを怒りの波動争いの波動に駆り立てる事にある。ロシアを相手に、みんなを憎しに誘うのが狙い強いて言うならば、憎悪は戦争に繋がる。ヘイトスピーチは人類にとって良い事など何もない。Facebook、Instagramは、完全にイカれたステージに入った。特定の民族に暴力 OKなどと煽るのはジェノサイドしてるのと一緒。
ホント思うんだけどさ。この戦時下で、よく片側の戦争当事者からの情報のみをあたかも真実のように取り上げられるよね。リテラシーゼロすぎと思うが、名だたる有識者やメディア関係者が軒並みその態度ってのがなんていうか不自然というか狂信的というかヤバいよね。
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メディアの嘘=プロパガンダ、こそが最大の戦争要因。ロシアにとってもウクライナにとってもそして我が国にとってもメディアの嘘は特定の民族への憎悪を増幅し暴力(言葉の暴力も含む)を肯定する。
メディアに嘘をつかせない、プロパガンダに乗らない、戦争(=所詮人殺し)に正義など重ねない、ことこそ我々ができる最大の戦争抑止であり、マスメディアの報道に対してはバイアス(歪み)が潜んでいないか常に意識を働かせるべきだと、今般の戦争報道でつくづく感じている。(例:戦争報道に潜む人種差別バイアス「同情の度合いは目の色に応じてはならない」)。
以下の認知バイアスマップがその意識の一助となれば幸いである。(MindMeister)
認知バイアスマップ Cognitive bias map(Re nomor 2022

(Re nomor 2022
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(おわり)
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