Polaroid Digital Palette HR 6000で作成したアナログネガ=35mmフィルムをLucky Attache-35 (EL-Nikkor 1:2.8 f=50mm)で引き伸ばして、さらにヴァンダイク・プリントを作成した。


(露光:約2時間、が終わった状態)
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銀を含んだソリューションはサイアノタイプのものと異なり塗布ムラが結果に顕著に出る。塗るというよりも均質に置かなければならない。スポンジ刷毛ではそれが難しい(上掲の作例はムラだらけで失敗)。YouTubeで紹介されているようにガラス棒で引くのが良いのだろう。
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ヴァンダイクの場合、最終濃度の約半分となるように露光を制御する必要がある。今回はコントラストを目視できる程度の2時間で終えた。サイアノタイプの場合は逆に最終濃度の倍になる程度までしっかり露光を行う(時間:4〜8時間)。
(サイアノタイプの場合・上段中央が露光直後の状態)
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サイアノタイプでトーニングした作例:
(おわり)