2021年01月21日

河野ワクチン担当相誕生(続き)



「河野氏の言葉の軽忽に懸念を感じざるを得ない。」と先のブログ記事で述べた。

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厚生労働省 健康局 健康課 予防接種室は2020年12月18日に開催した第1回新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業に関する自治体向け説明会資料1で「新型コロナワクチンの接種体制の構築(スケジュールのイメージ)」等を示し、本年1月7日付同省健康局長名の通知(健発0107第23号)であらためてスケジュールに言及している。これら資料はいずれも同省のHPに掲載されている。

「ワクチン接種のスケジュール」をNHKは1月20日総合チャンネルの朝ニュースで報道した。出典が「厚生労働省による」と画面上で明示し報道内容は上述の資料1に準拠していた。これに対して河野ワクチン担当相は即座にtwitterで反応しネット民がNHKの「デタラメ(報道)」ぶりを拡散する騒ぎになった。

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NHKが「スケジュールのイメージ(変更有り)」を「スケジュール」と報道した点、NHKの「誤報」または「イメージであって変更が有り得ること」を河野氏は指摘することはできても、「勝手に作らないでくれ。デタラメだぞ(河野ワクチン担当相)」は全く意味が違う。厚労省の自治体向けのスケジュールに係る説明は「デタラメ」とワクチン担当相が言ったに等しい。厚労省および自治体と緊密に連携し信用を築き上げなくてはならない立場にありながら、厚労省がHPで発表している資料一つ確認せず脊髄反射的にtwitterで「うあー」とフォロワーに煽る河野氏は、同じく脊髄反射のネット民に支えられている構図がわかる。twitterでフォロワーを扇動する手法は良くない。担当相を拝任して間がなく事実関係を未だ十分に把握していないのであれば、なおさら慎重でなければならない。

冷静客観に事態を観察しその通り言葉を選ぶべきを、河野氏はともすれば自らのポジションだけから把握し主観的感情的に決めつけて言葉を発する癖がある。twitterがその手段に相応しく、そこでの直情径行ぶりは「既成観念に縛られず判断が素早い」と一部のネット民には好評のようだが、国民の命を預かる職務を脊髄反射で行ってはならない。あらためて河野氏の言葉の軽忽に懸念を感じざるを得ない。

(おわり)


posted by ihagee at 04:00| 日記