2020年10月02日

四谷界隈・1966年



古映像の続き(Kodachrome Super 8フィルム / 撮影者氏名不明のオーファンワーク)。200 ftのフィルム数本をWolverine MovieMaker Proとliquivid Video Improveでデジタル化した(それら機材とソフトについては本ブログ「8mmフィルム」カテゴリーに記載)。



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昼間人口(常住人口)があった頃の四谷界隈の様子が伺える。映像には四谷第一小学校(運動会)が残されている。学校は2002年に約130年の歴史を閉じた(「四谷第一小学校の歴史」参照)。

地元に生まれ地元の学校に通う市民の生活の情景、そしてピッチングマシーンとは懐かしい。私も子供の頃、どこかで遊んだ覚えがあるが楽しかった記憶がない。空き地の三角ベースで振り回すバットの方が楽しく、子供心に子供騙しに思えた。これを重宝がったのは息子の相手をしたい父親というのが映像からも確認できる。

明治のキャラメル箱のような丸ノ内線は社会人になってしばらく通勤で世話になった。ポイントを通過する度にドア近くの非常灯が怪しく点灯する夏はサウナのような車両は引退後、地球の裏側で長く活躍し終の住処を求めてまた里帰りしたようだ(2016年・東洋経済 ONLINE 記事から)。

スクリーンショット 2020-10-02 15.16.59.png


(おわり)


posted by ihagee at 15:23| 古写真・映像