古い8mmフィルム映像を本カテゴリーにて何本か紹介したい(Kodak Ektachrome Super 8フィルム / 訪日外国人が撮影したと思われるが、撮影者氏名不明のオーファンワーク)。200 ftのフィルムをWolverine MovieMaker Proとliquivid Video Improveでデジタル化した(それら機材とソフトについては本ブログ「8mmフィルム」カテゴリーに記載)。
羽田空港旅客ターミナル、東京モノレール、機内から撮影した富士山、御茶ノ水界隈、ホテル・ニューオータニ(ガーデン・プール)などが映っている。映像に登場する日本航空 DC-8, B727の尾翼マークは青のライン5本に日の丸。鶴丸以前のこのマークを覚えている人も少ないだろう。パンナム、ノースウエストなど、今は存在しない航空会社も翼を並べている。1964年東京オリンピック開催に合わせた再開発で一躍国際都市化し高度経済成長の只中にあった東京。当時、子どもだった私も同じ空の下に居た。
同時期に親父が撮影したフジやサクラのフィルムに比較して、発色とフィルム自体の保存性の良さでKodak Ektachromeは断然優れていると実感する。特にフィルムベースが堅牢で劣化が少ない。半世紀以上経ても物理的に記録されたアナログ映像はこのように綺麗に残る。
(おわり)
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