2020年04月22日

"オリンピック命" と言わせる日本の落日(続き9)



政府配布の布マスク、受注3社が判明 計90億円で契約

"厚生労働省は21日、新型コロナウイルスの感染防止策として政府が全世帯向けに配布する布マスクについて、受注企業3社とそれぞれとの契約金額を明らかにした。同省マスク班が社民党の福島瑞穂党首の問い合わせに書面で回答した。政府は当初、製造元などを明らかにしておらず、野党から開示を求める声が上がっていた。回答によると、受注したのは興和、伊藤忠商事、マツオカコーポレーションの3社で契約金額はそれぞれ約54・8億円、約28・5億円、約7・6億円の計約90・9億円だった。マスクの枚数など契約の具体的な中身は示されていない。布マスク配布に投じられる予算は約466億円で、福島氏側は3社の契約金額との差額について、さらに問い合わせているという。"(朝日新聞2020年4月21日付記事引用)

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実用に耐えない欠陥品と指摘されるアベノマスク。不良品であれば交換・返品・返金を契約相手に求めるのが商慣行。「自粛」=「国民が勝手にやったこと」と、政治が責任に頬被りを決め込む、その徴こそマスクの体裁をした「口に巻く布と紐」であり、そもそも要らないマスクゆえ、返金が相当。相当分の税金を国庫に戻すべきであろう。

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”台湾、韓国、ベトナムはコロナ対策に成功し、発生地の中国も懸命な対処でヤマを越えて他国支援に乗り出している。世界がアジア諸国の成果を学び取ろうとしているのに、日本だけが変な意地を張り、真実を見ようとしない。つまるところ、安倍政権の発想は大日本帝国のアジア侵略と同じ。アジア蔑視も甚だしいし、とんでもない時代錯誤です。救いようのない鈍感と傲慢で国民の健康や生命を犠牲にしている・・・この政権は国民生活を守る気がまったくない。『接触機会8割削減』の大号令で国民に外出自粛を強力に要請しながら、休業補償は『諸外国でもやっていない』の一点張り。あの英国でも所得の8割を補償しているのに平気でウソをつく。頼みもしない布マスクは郵送してくるのに給付は手挙げ方式だとか、振り込みでないとダメだとか言っている。不誠実なゴマカシばかり。このままでは国民の暮らしは立ち行かなくなり、日本は滅びますよ”(経済評論家 森田実氏、日刊ゲンダイ2020年4月20日付記事引用)

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"安倍首相が合意と報道…東京五輪延期費用3千億円、日本に負担要請、スポンサー収入と同額”(Business Journal 2020年4月21日付記事引用)

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此の期に及んでもなおも "オリンピック命" であって "国民の健康や生命を犠牲" にし続ける安倍政権。

(おわり)

posted by ihagee at 04:15| 日記