2020年04月16日

"オリンピック命" と言わせる日本の落日(続き6)



”コロナ禍の長期化が必至の中、いつまで経っても対応は後手後手で、揚げ句、国民に示されたのが「布製マスク2枚配布」と「補償なしの自粛要請」という愚策の連続。さすがに政治に無関心だった若者らも安倍政権のトンチンカンな正体に気付いたはずだ。今回の星野の動画コラボを機に、ネット上では怨嗟の声がものすごい勢いで拡散しており、政権批判を控えてきたテレビのワイドショーでも「政府の覚悟がみられない」といった怒りや嘆きのコメントが続出しているが、何よりも国民が衝撃に感じているのは首相が「ただのバカと分かった」ことだ。”(日刊ゲンダイ2020年4月14日付記事引用)

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天才バカボン
Q:タイトルの「バカボン」の意味を教えてください。
A:赤塚センセイは、「主人公がバカなボンボン(主に関西地方で坊ちゃんのこと)だから」という説と、「英語で放浪者を表すvagabond(バカボンド)のように自由な主人公にしたかたから」という2つの説を話しています。(赤塚不二夫公認サイトから)

バカ田大学
Q:バカ田大学ではどんな勉強をしているのですか?
A:「バカはりこうでりこうはバカ」の精神にもとづいて一見バカバカしいことをまじめに勉強しています。ちなみにバカ田大学には、医学部、考古学部、生物学科、スケベ学部などがあり、パパは哲学科を主席で卒業しました。

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ケネディー大統領のジョーク
・一人のロシア人がクレムリンの中をこう叫んで走りぬけました。
「フルシチョフはバカだ」
その男は直ちに捕らえられ、23年の禁固刑に処せられました。
何の罪かというと「党の書記長を侮辱した罪で3年、国家機密を漏らした罪で20年」

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・バカなボンボン
・外遊付きな放浪者
・自由奔放なママ
・反知性非科学
・ギャク政治
・ネトサポ(バカ田大学)



”生まれたときから嘘をつき通してそのまま大人になりなぜかこの国の自称最高責任者に収まって、嘘をどんなについても周りから褒められ崇められる。西から日が昇ると言い張る天才バカボンのパパがこの国の自称最高責任者に収まれば、誰もが西から日が昇ると言わざるを得ないギャク政治である。官邸前に抗議の座り込みを続ける過労死遺族と会うよりも、ザギトワ選手に犬を贈る方が大事だとは、人の命を軽んじるのも程があろう。嘘つきは泥棒の始まりと、親から棒で殴られた私のような世代は、そんな自称最高責任者が息を吐く如くつく嘘に気がおかしくなりそうなわけである。”(サイアノタイプ - その24(引き伸ばし機)


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「ただのバカと分かった」
国家機密が漏れた。みんなに知れた。

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今再び、かつての「緊急勅令」を必要と自民党は考えている(自由民主党「日本国憲法改正草案」の第98条「緊急事態の宣言」第99条「緊急事態の宣言の効果」と題された条文(案)・所謂「緊急事態条項」)。




「平時の統治機構をもってしては対処できない非常事態において、国家権力が国家の存立を維持するために、立憲的な憲法秩序(人権の保障と権力分立)を一時停止して非常措置をとる権限」があれば、我々国民は「ただのバカと分かった」ことを「忘れようとしても思い出せない(バカボンのパパの口癖)」となる。

(おわり)


posted by ihagee at 02:58| 日記