2019年03月10日

思わぬおまけ



本ブログで連載しているサイアノタイプは引き伸ばし機とUV光源を用いる。

そのUV光源としては、中華製懐中電灯タイプのブラックライト(FOCUSPET 100 LED)から取り外したユニットを頻繁に用いた。B5サイズの印画紙に十数枚程度プリントするとLEDが劣化し、そのたびに「Focuspet ブラックライト UV 紫外線ライト 100LED UVカットメガネ付き」をアマゾンから買い求めた。




三千円以下の安物の商品のおまけとして「UVカットメガネ」が付いてくるので、買うたびに一個づつこのおまけが増えてきた。



サイアノタイプ・プリントで光源に目を寄せたり、感光中の印画紙を覗いたりする際に眼鏡の上から着用して大いに役立っていたが(この「UVカットメガネ」は嘘偽りなく紫外線をカットする)、ふと、その状態でパソコンの画面に目をやって仕事をしてみるとこれが目に優しいのである。明らかに目=視神経=脳の疲れ感が違う。いまどきのパソコンはスマホも含め液晶画面はLEDをバックライトとしその光自体に紫外線は含まれていないが、LEDに特徴的なピーク波長と指向特性は網膜を針のように刺激する。特に白色光は脳に疲労感を与える。

おまけであるはずの「UVカットメガネ」が実は、このブラックライトよりも出来が良いことにも驚いた。眼鏡の上から装着して私は使っているが軽い上に装着感がとても良い。左右に大きく湾曲している形状のため、対象物の光が天地左右から周り込んで目に入らない。当然、パソコンの画面の白い部分は全て黄色くなるが、却って黒や赤い文字とのコントラストが上がって視力が数段上がったような見やすさがある。

オフィスで使うには少し人目を憚るが(もう少し洒落た「UVカットメガネ」なら単品でアマゾンでも売っている)、自宅で使う分には良いだろう。おまけの方が本体よりも価値があるとは思わぬ発見であった。

パソコン作業で疲労感を覚える向きにはこの黄色い「UVカットメガネ」をお勧めしたい。

たまにYouTubeで旅気分を味わっているモンテネグロの景色もトンボのメガネではないが、全てレトロ感のある色味になる。そう、デジタルになって忘れ去られたあのアナログフィルムの色かもしれない。真っ白雲もメガネを介すとどことなく憂いを帯びて見えるから不思議だ。



本体については光源を「Focuspet ブラックライト UV 紫外線ライト 100LED UVカットメガネ付き」とは別のものに代替したので、もうおまけが増えることもないが・・。

(おわり)

posted by ihagee at 09:32| 日記