2018年05月23日

サイアノタイプ - その22(引き伸ばし機)



米国製レジン硬化用のオンボード(実装型=COB)の電球型UV LED(110W)に光源を変更した。前回に引き続き、引き伸ばし機によるテストプリントを行っている。

Cyanotype print made on an old photographic enlarger directly from a 35mm negative film without using a conventional contact printer and digital processing

(電球型UV LED(110W)を用い1950年代 35mmネガフィルム・タイマー設定で六時間焼き付け、水洗後濃いめのジャスミン茶でトーニング )

s-l400.jpg


ここで気付いた点がある。これまで使っていた中華製の砲弾型100球のUV LEDと比較して同じ時間焼いて、均等に印画紙面に光が当たっているのだが、どうも焼きが甘い。つまり、焼きが浅いのである。また、焼き始めてから印画紙に薄っすらと像が現れるまでの時間は中華製の方が早い。米国製はレジン硬化に必要な395nm以外は紫外線を出していないが、中華製はその下の波長まで勝手に出ているということだろうか(中華製は公称395-400nmだがそれよりも下の波長が出ている可能性がある)。品質管理がテキトーな中華製の方がサイアノタイプ・プリントに分があるということなのか、さらにテストプリントして比較してみる必要がありそうだ。同じネガを用い、同じ時間、中華製光源で焼いて上掲のプリントと比較してみたい(結果は追って掲載)。

ちなみに、その中華製の砲弾型100球のUV LEDは熱対策を施してからは、減光は生じていない。

Cyanotype print made on a photographic enlarger

(冷却フィンとファンをUV LEDユニットに載せ熱対策)


(おわり)

posted by ihagee at 03:26| サイアノタイプ