春霞の下、梅が満開を迎え愈々新たな季節が到来しそうな今日この頃である。
ひな祭りの週末(3月3日)、最寄りの難波田城公園に梅を愛でに訪ねてみた。例年の如く紅白の梅が美しく咲き誇っていた。
梅は例年カラーフィルムで撮影している。
(2015年3月22日撮影:Exakta VX1000 / Carl Zeiss Jena Flektogon 4.0 / 25, Fujicolor 100)
(2016年2月14日撮影:Rolleiflex SL66 / Rollei HFT Planar2.8 / 80, Kodak Ektar 100)
(2017年3月12日撮影(この時は遠山記念館:Exakta RTL1000 / Homemade lens, Lomography Redscale XR 50-200)
今年はモノクロームでチャレンジしようと思い立った。カメラはZeiss Ikon (VEB) Tenax 1、フィルムにFuji Acros 100 (Neopan)の36枚撮を詰め、Yフィルターと接写レンズも持ち出した。接写時のパララックスを補正するためにRobotのユニバーサルファインダーをTenax 1の艦橋部に搭載している。セコニックの露出計も携帯した。
24mm x 24mmのましかく写真ゆえに、36枚撮のフィルムであれば54枚程度撮影可能。難波田城ではフィルムを余してしまったのでその翌日(3月4日)、今度は志木の旧村山快哉堂を訪ねた。ちょうど地元の神楽が催されており庭には咲き始めの紅梅と彼岸桜があった。
フィルム撮影の結果は後日報告したい。
現場の状況確認用としてSONY NEX-3に広角レンズ(Carl Zeiss Flektogon 4/25)を搭載しデジタルでも撮影を試みた。このFlektogonは20cmまで寄れるので接写レンズとしても用いることができる。
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以下、難波田城公園。
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以下、旧村山快哉堂。
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我が家のひな人形(大木平蔵(丸屋)の明治期の作):
ひな人形については拙稿(「日本人形は捨て場のある消費財ではない(再録)」)で触れている。
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花では接写を積極的に行ってみたが、普段一眼レフのピントグラスに慣れすぎていて、目測での撮影はやはり自信がない。Zeiss Ikon (VEB) Tenax 1に距離計(レンジファインダー)を載せることも可能だが、
残念ながらこの距離計はフィート表示で一々メートルに換算しなければならない(フィート表示のBencini Koroll 24 S用に備えているものである)。目測で大いに狂いが生じるのはやはり接写なので自信がないが、果たして結果はどうなることか?
(おわり)
タグ:梅 Exakta VX1000 Rolleiflex SL66 Lomography Redscale XR 50-200 Fujicolor 100 Kodak Ektar 100 SONY NEX-3 難波田城公園 Carl Zeiss Jena Flektogon Zeiss Ikon (VEB) Tenax 1 Rollei HFT Planar2.8 旧村山快哉堂 大木平蔵 uji Acros 100 (Neopan)
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