浅草観音温泉の解体現場の写真を中心に周辺をZeiss Ikon (VEB) Tenax 1(フィルムはKodak T-MAX 400フィルム・モノクローム24枚撮)で撮影した結果を以下に報告。浅草十二階・凌雲閣遺構だと勘違いして撮影していた経緯については前回報告の通り。
(35mmフィルムで今インスタグラムでも流行りの"ましかく写真"が撮れるZeiss Ikon (VEB) Tenax 1・Robotのユニバーサルファインダーを搭載)
(丸い湯船は真ん中で仕切られ、男湯・女湯として使われていた)
(壊される前の浴場の様子・人魚の絵があるので女湯側)
----
以下は浅草のスナップ。
(消失点構図・通りの真ん中に立ってカメラを高く掲げて撮った)
----
Carl Zeiss Jena Tessar 37.5mm F3.5はやはりモノクロームに真価を発揮する。しかし、カラーもシチュエーションを選べば悪くない(「招き猫の誘惑(Tenax 1)その9」で作例を掲載済)。細々とした景色より海原とか空とか余白のある景色を撮ると何ともレトロな絵になるからだ。
Zeiss Ikon (VEB) Tenax 1(姉妹機はTaxona)は小さく軽いのが何より。24枚撮りフィルムで36枚程度 "ましかく写真"が撮影可能。

コストパフォーマンスが高いので35mmフィルムで"ましかく写真"を撮りたい向きにはお勧めのカメラ(eBayを探すとリーズナブルな値段で売られている)。革ケース付が良いだろう。カメラが軽いのでストラップの痛みも少ない。
ただし、そのままの状態だと "ある問題" が発生するので簡単な対処が必要(詳しくは、「招き猫の誘惑(Tenax 1)その2」)。
春になったら花を被写体にマクロに再びチャレンジしてみようかと思う。
(惜しくも閉園した赤城クローネンベルクに咲いていたバラ・マクロ撮影)
(おわり)
【VEB Zeiss Ikon Tenax 1の最新記事】