コスモスが花盛りとなった。自宅からほど近い「コスモスの咲く散歩道」を訪れた(10月7日)。
新河岸川の木染橋付近から上流へ1キロメートル近く、サイクリングコースに沿ってコスモスの花が咲き「コスモス街道」の愛称で親しまれ、地元町会・寺下商店街と花好き有志のコスモス会の人々が種まきや除草作業に精を出して育てている。国指定史跡・水子貝塚公園の近傍でもある。
このあたりはのどかな田園風景が点在して楽しい。「コスモスの咲く散歩道」も川岸の一段高い土手沿いにあって周りは開けているので、空を背景にコスモスが風に揺れている。
フィルム撮影も試みた。いつもの虫眼鏡レンズではなく真っ当にExaktaマウントのSchneider-Kreuznach TELE-XENAR 135mm/F3.5(PLフィルター共)をコネクターを介してCanon AL-1に搭載しFujicolor100にて撮影した。

(右:Schneiderレンズ、尚カメラはExakta RTL-1000)
まずはデジタルカメラ(Casio EXILIM EX-ZR10)で状況撮影。
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次にフィルム撮影(レンズ側の自動絞り込み機構はCanonとの組み合わせでは利かないので、開放でピントを合わせてからマニュアルで絞り込んで撮影した / スキャナー: EPSON GT-X980):
デジカメには素っ気ない花々もフィルムだとかしこまって収まっている。気品とか雰囲気をフィルムは何気に写し取っているように思える(拙稿『フィルムは「化け物」なり』)。
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翌日も好天だったので、Voigtländer Superb (Skopar 75mm F/3.5)とクローズアップレンズを持ってモノクローム(フィルム:Kodak Kodak TRI-X 400 & Y-filter)で撮影を試みた(近日、結果報告)。
その時の状況写真(デジタル撮影):
畑の傍にモノクロームで撮影すると絵になりそうなものを見つけた。
地元の人々が花の落ちた花芯からタネを集めて来年の播種に備えていた。
(おわり)
追記:衆院選挙戦・序盤マスコミの調査だと自民圧勝だそうだ。その調査によると改憲勢力(改憲どころか自主憲法成立勢力となる)が2/3を占めるという。信じられない。投票前の各種動静調査は有権者の投票行動に無用なバイアスを与えることになるから一切やめるべきだ(政見放送だけで結構)。個人がそれぞれの判断で一票を投じるべきで、その判断をマスコミや与党が括りあげて言うことは至極問題がある。
自民に投票する国民は議論なき政治・対話なき政治が良いのであろうか?スマホで暇に明かしてゲームをやっている諸君。無思考を自ら習慣化してはダメだ。指先の脊髄反射だけで生きているとその先にいかなる将来が到来するか、高神覚昇氏の以下著作を読んで学んでもらいたい。大日本主義(小乗主義)がもたらす戦争をわれわれは歴史として知っている。その大日本主義にひた走るのが現安倍政権である。真っ先に戦場に送り込まれるのは<心に拠点のない人々>である。
「心に拠点を求めよ」
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