前回記事の続き。
Canon AL-1と自作レンズを持って、上野の東京国立博物館で館内の展示物のフィルム撮影に向かった(8月18日)。昭和35年製スライドプロジェクターMinolta mini 35のP-Rokkor 2.5/75mmレンズ(Chiyoko P-Rokkor 2.5/75と同じ)を使った自作レンズでの作例を掲載したい(スキャナはEPSON GT-X980、トリミングと明度補正以外エフェクトはかけていない)。なお、フィルムはFuji Superia Venus 800。

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先ずは本館展示物。
前回、Exakta RTL1000と虫眼鏡レンズの組み合わせでのフィルム撮影(モノクローム・ローライRPX 400)は以下の通り。
色の有無で印象ががらりと変わるものだ。
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同じ阿弥陀仏でアングルを変えて撮影。
四隅がなぜかビネット風になった。フードでケラれたのか?
この上人像のビクセンのクリエールルーペPB60での作例は以下。
外国人観光客になぜか人気の刀剣。「Ninjaの刀」と欧米人のグループが興奮。Ninjaが使う刀じゃないんだけどね。
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前回、Exakta RTL1000と虫眼鏡レンズの組み合わせでのフィルム撮影(モノクローム・ローライRPX 400)は以下の通り。
刀剣に比べてなぜか甲冑に外国人観光客は余り惹きつけられていないようだった。
前回、Exakta RTL1000と虫眼鏡レンズの組み合わせでのフィルム撮影(モノクローム・ローライRPX 400)は以下の通り。甲冑はモノクロームで撮る方が迫力がある。
舞楽(雅楽)面。
前回、Exakta RTL1000と虫眼鏡レンズの組み合わせでのフィルム撮影(モノクローム・ローライRPX 400)は以下の通り。
古墳時代の文物:
子供を背負った埴輪(東京国立博物館のHPにも掲載されている)。
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法隆寺国宝館での撮影。本館よりも数段暗い照明なので撮影に苦労。デジタルでもフラッシュが焚けないので手ブレとなるだろう。
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P-Rokkor 2.5/75mmレンズを使った自作レンズでの結果は至極まともだった。アウトフォーカスにもう少し効果が欲しかったが、ダイヤフラムで絞った為だろう。素直に開放で使った方が良かったかもしれない。
ビクセンのクリエールルーペPB60を使った自作レンズでの結果の方が断然面白みがあった。また、シチュエーションを変えてこの二つで比較撮影してみたい。
(おわり)
タグ:東京国立博物館 ビクセン ミノルタ モノクローム EPSON GT-X980 アナログフィルム Canon AL-1 P-Rokkor 2.5/75mm クリエールルーペPB60 Fuji Superia Venus 800 法隆寺国宝館 ローライRPX 400
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