Canon AL-1 - 虫眼鏡(単玉)レンズ(その1)の続き。

さっそく、虫眼鏡(単玉)レンズ(3.5倍率)を用いて試写(7月23日自宅 / フィルムはFujicolor100 / スキャナ:EPSON GT-X980)。被写体は街の花屋で買い求めた切り花で、ベランダ(自然光)と洗面台(ハロゲン光下)で撮影。アナログカメラにとってカメラ本体は単に暗箱で写りはあくまでもレンズの特性に依存するがどうであろうか?
比較までにCarl Zeiss Jena Flektogon 2.8/35でも撮影してみた。これは白鏡胴の第一世代でシリアル番号の前に赤い文字でTとある同世代では珍しくコーティングが中玉にされているレンズ。
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さすがはZeissらしい鮮明な絵である。Canon Lens Mount Converter Eを介してCanon AL-1のフォーカスエイドも絞り優先AEも問題なく機能した。なお、レンズ側の絞りはF8に固定している。
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虫眼鏡(単玉)レンズ(3.5倍率)に換装して撮影。ここでフォーカスエイドがあまりアテにならないことが判った。レンズを経てファインダに行く光はメーンミラーの透明スリット部分によって分割されその一部はサブミラーにおってミラボックスの床に設置された3つのCCDラインセンサに同じ数のビームスプリッタを経て到達し、フォーカスセンサでコントラストの強度を検出演算する。この機構の求めるレンズの設計値から虫眼鏡(単玉)レンズの特性は大きく外れているからである。緑の合焦のインディケータが点滅する位置ではファインダを通して視認する限りピントが合っていない。フォーカスエイドは無視し老眼の眼に頼って撮影することになった。











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Exakta RTL-1000と結果において大差はなく、それなりに雰囲気のある絵に仕上がった。ワンコインの切り花も少しばかりストーリを感じさせるモデルになってくれた。元淵江公園の一画にある足立区生物園で前回と同じ条件でさらに試し撮りをしてみたい。カメラの操作性の違いを確認する為である。
(おわり)
タグ:フィルム アナログカメラ Fujicolor100 虫眼鏡(単玉)レンズ Canon AL-1 Exakta RTL-1000 Carl Zeiss Jena Flektogon フォーカスエイド
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