Exakta RTL1000 - 虫眼鏡（単玉）レンズ（その１６）

5月のみどりの日（4日）、好天に誘われて立川昭島の昭和記念公園に出向いた。フィルムで季節の花々を撮影する。

2年前の同日もフィルム撮影で同所を訪れているので（ブログ記事「Meyer-Optik Görlitz Primotar 50mm, f3.5」）比較しながら結果を3回に分けて報告してみたい。

第2回はチューリップ。

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2年前のMeyer-Optik Görlitz Primotar 50mm, f3.5・PLフィルターを装着したExakta RTL1000 (Fujicolor 100)：

　と

今回の虫眼鏡（単玉）レンズを装着したExakta RTL1000（Fujicolor 100）：

　

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組み合わせの先が前回で後が今回。2年前は時期的にチューリップが咲き揃っていたが、今年は散りかけていた。色の上で比較できる写真が少ない。先月森林公園でKodak Ektar 100にて花々を撮影した際に花びらの色がスペクトル的に分散して背景が青くなったが（「Exakta RTL1000 - 虫眼鏡（単玉）レンズ（その１２）」）、今回のFujicolor 100でも不思議な色合いとなった。なおトリミング以外、編集加工はしていない。拡大すると感光材の粒子ならではの細目のケント紙のようなテクスチャーと水彩のような色の滲み合いを確認できる。これらはデジタル写真では得られない。

以下は今回のその他の結果：

　

　

　

　

　

次の一枚は散り際のチューリップ。水気を失って薄くなった花びらの儚さが伝わる良い絵となった。



第3回（ポピー）に続く

（おわり）