東独ペンタコンのExakta RTL1000とLomography Redscale XR50-200フィルムで春の花々を撮影した。
Exakta用のBushnellテレスコープ(日本製)を解体してヘリコイドを頂戴し(ゼブラ柄のフォーカスリング)、百均の虫眼鏡レンズを組み込んで撮影した作例は前回までに紹介した通り。今回はそのテレスコープに入っていたレンズを再利用(レンズは高度経済成長期の日本製)。レンズの焦点距離が130mmはあり、結果望遠レンズとなった。
晴天なのに春霞(花粉だろう)。今日(3月12日)は埼玉の川島にある遠山記念館に赴いた。日興証券創設者遠山元一の邸宅と日本庭園。昭和8年から2年7ヶ月の歳月を費やして完成させた大邸宅は県下随一の歴史的建造物。周辺は田畑と農家が点在する実にのどかな場所。

(SONY NEX-3にKine-Exactaから借用した戦前のCarl Zeiss Jena Tesser 3,5 f-50mmパンケーキレンズを装填して撮影・以下同じ)
ちょうど今日が同館での雛人形展示の最終日だった。見覚えのある人形が一対。京の老舗(創業明和年間)の丸平大木(大木平蔵)人形(屋号「丸屋」)と説明文。明治23年開催第三回内国勧業博覧館褒賞證書が納箱に添付されており、同期の作なのだろう。

こちらは我が家に飾っている同じく丸屋の明治期の雛人形。

(Rolleiflex SL66, Rollei Planar 80mm f/2.8 HFT, Kodak Ektar100 / 2016年2月7日撮影)
庭園の梅も終わりにかかっていたが、花付きの良い枝を選んでフィルム撮影した。

また、同館の周辺に広がる田畑の畔に水仙などを見つけてこれも撮影した。フィルムでの撮影結果はまたあらためて報告したい。
(おわり)
追記:
Lomography Redscale XR50-200フィルムの現像を今までビックカメラを受付窓口にして堀内カラーに頼んでいたが、今月末日受付分をもって取り扱い中止となる(カラーフィルム全般)。フジとかコダックの純正フィルム以外のカラーフィルムはトイラボに頼むしかないかな。堀内さんこのごろ仕上げが悪かったのも外部にやらせていたのかと疑ってしまう(違うカメラで撮影したのに現像上がりのフィルムの同じ箇所に線状の傷が入っていたり、ゴミが付着していたり)。
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