群馬県境から軽井沢へ向かう碓氷バイパスはこの撮影日にも通った。雪どころか凍結もない暖冬が味方して夏タイヤでも安全に走行できたとホッとしていたら、一週間後、まさかその峠道であのようなバス事故が起きるとは思ってもみなかった。

さて、このフィルムについては過去のブログ記事で触れたように裏から露光させて(フィルムが裏巻き)演色を楽しむもの。そしてそういう目的のトイカメラにとってゴールデンルールである<サニー16>では冬の光の下でもその名の通り赤くなる。
光を多く当てるほど赤みが減じて褪せた色になるので、シャッタースピードや絞りを調整できる一般的なカメラならば演色の幅は広いのだろう。私のBencini Koroll 24 Sはそういう調整の幅がほとんどない。前回の轍を踏まぬように三脚にカメラを据えバルブとレリーズの手加減で露光時間を都合してみた。そして、多重露光も試みてみた(Gucciを背景にした写真)。逆光では通常のシャッター操作(f16絞り 1/50シャッタースピード)で撮影しフレアを取り込むようにしてみた。










残りの写真とともに、flickrにアルバムとして掲載した(以下)

(おわり)