2017年01月21日

炭火アイロンに想う


東芝の経営が危機的状況に陥っている。当然かもしれない。
以下、ブログ記事の再掲。

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ヤフオクで面白いものを見つけた。

炭火アイロンというもの。その昔、家庭にかまどや火鉢があって炭が日用品であった時代のアイロン。火箸で熱い炭を拾って中に入れて使うようにできている。戦前まで普通に家庭で使われていたようだ。大きさは18cm(高さ・幅)ぐらいなのでいまどきのアイロンよりも小さいかもしれない。鋳鉄製なので重いが衣類の皺を伸ばすには良いだろう。コードレスアイロンはすでに明治時代にあったということだ。

炭アイロン1.jpeg

炭アイロン2.jpeg

煙突と空気を取り入れる穴をつけて何とも愛嬌のある姿である。正面は船とも潜水艦とも見えるし、後方の開口部は蒸気機関車の窯口のようだ。欧米から明治時代に到来したものを日本人なりに改良したら、こんな形になった。

この炭火アイロン。電気事情の悪いインドでは未だに重宝されているようだ。

<民の竈(かまど)>、<民の炊煙(すいえん)>という言葉がある。庶民のかまどの煙の上がりを心ある為政者は見るというのだ。

庶民のかまどに興味などなく、軍事転用可能な核の火種を原発ビジネスとしてそのインドに売ろうとする我が国の首相。サザエさんとともに昨日まで白物家電で市井の庶民の暮らしに寄り添ってきたのに、その白物家電を捨てて原発ビジネスに特化すると宣言した東芝。炭火アイロンの小さな煙突が「違うよ」と言っているようだ。

炭アイロン3.jpeg
(おわり)
posted by ihagee at 09:08| 政治