2015年11月12日

続:Carl Zeiss Jena Flektogon 2.8/35

Carl Zeiss Jena Flektogon 2.8/35。白鏡胴の第一世代。シリアル番号の前に赤い文字でTとある。第一世代では珍しいコーティングが中玉にされているようである。

そして撮影。この世代のレンズは当然ながらモノクロームを前提に設計されているので、先ずはレンズに敬意を払って、子安(神奈川)の船溜まりをFuji Acros 100で撮影してみた。撮影日は今年の9/24、カメラはExakta RTL1000である。

船溜りの水面に映る光と影が撮影のポイントである。奥行きは水底に求める。都心の近くにありながら昭和のままで時間が停止した場所だ。水底には自転車が屍を晒し、朽ちかかった船は舳先を沈める。絡まり合う舫は湧き出した線虫のようだ。質感・量感の異なる対象物が混乱したまま折り重なって存在する。そんなドラマギーはモノクロームで描くが相応しい。

carl-zeiss-flektogon-28--35-fuji-neopan-100-acros---orange-filter-location-koyasu-fishing-village-canal-in-kanagawa--september-24-2015_21831878332_o.jpg

carl-zeiss-flektogon-28--35-fuji-neopan-100-acros---orange-filter-location-koyasu-fishing-village-canal-in-kanagawa--september-24-2015_21222704103_o.jpg

carl-zeiss-flektogon-28--35-fuji-neopan-100-acros---orange-filter-location-koyasu-fishing-village-canal-in-kanagawa--september-24-2015_21655708210_o.jpg
posted by ihagee at 02:45| Carl Zeiss