「ワクチン接種を受けた人が、より危険なCOVID亜種の進化(変異)を助ける重要な役割を果たしている可能性があるとの研究結果が発表された。」
以下、lifesitenews.com 2021年8月9日付記事参照
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先週発行された「Scientific Reports」誌に掲載された研究(Rates of SARS-CoV-2 transmission and vaccination impact the fate of vaccine-resistant strains)によると、ワクチン耐性ウイルス株(変異株)の確立のリスクが最も高いのは、人口の大部分がすでにワクチンを接種しているにもかかわらず、感染が抑制されていない場合であり、ワクチンを接種した人が、SARS-CoV-2の亜種が既存のCOVIDワクチンを回避するものに進化することに重要な役割を果たしている可能性があるという。
研究者たちは、ワクチン耐性株の出現と定着を促す3つの具体的なリスク要因を結論付けた。
「耐性株が最初に出現する確率が高い」
「感染者数が多い」
「ワクチン接種率が低い」
しかし、この分析では人口の大部分がすでにワクチンを接種しているにもかかわらず感染が抑制されていない場合に、耐性株の確立のリスクが最も高くなることも示されている。ウイルス学者は、ワクチンや病気による免疫防御をすり抜けるウイルスのバリエーションを「エスケープミュータント」と呼ぶ。
「ほとんどの人がワクチンを接種している時は、ワクチン耐性株が元の株よりも有利になる。これは、ほとんどの人がワクチンを接種している時期には、ワクチン耐性株が集団の中でより早く広がることを意味する」(オーストリア科学技術研究所のSimon Rella氏のCNNへの回答)
米国疾病予防管理センター(CDC)が先週発表した、ワクチンを接種した人がワクチンを接種していない人と同じようにCOVID感染の原因となっているデルタ型を簡単に感染させる可能性があるという研究結果と一致する。
「(ほとんどの人がワクチンを接種している時は、ワクチン耐性株が元の株よりも有利になるのは)ウイルスの進化(変異)を促す「選択圧」と呼ばれる力に従ったものである。」(今回のデータを『Scientific Reports』誌に発表した科学者チーム)
「一般的に、感染者が多ければ多いほど、ワクチン耐性が出現する可能性が高くなり、全員にワクチンを接種する状況にすることで、ワクチン耐性のある変異体は実際に選択的優位性を得ることができる。」(オーストリア科学技術研究所のFyodor Kondrashov氏 / CNN記事 "Vaccination is not enough by itself to stop the spread of variants, study finds")
専門家は数ヶ月前から、ワクチンがより危険なCOVIDの亜種を引き起こす可能性があると警告していた。
Joseph Mercola博士(医師)は、科学的根拠に基づき、ワクチンを受けていない人がより危険な亜種のウイルス工場になっているという説は誤りであるとする。Joseph Mercola博士は、抗生物質がバクテリアに耐性を与えるように、ワクチンはウイルスに進化の圧力を与え、突然変異を加速させ、より悪性で危険な亜種を生み出すと述べる。(the Defender記事"Do the Vaccinated Become a Breeding Ground for COVID Mutations?")
「ウイルスは常に変異しており、感染を完全に阻止できないワクチンを使用した場合、ウイルスはその人の免疫反応を回避するために変異します。これがCOVIDワクチンの特徴の一つで、感染を防ぐことを目的としていません。COVID注射は感染を阻止するものではなく、感染を許容し、せいぜい感染の症状を軽減するものです。ワクチンを受けていない人の場合、ウイルスはより強いものに変異しようとする進化上の圧力を受けません。SARS-CoV-2がより致死性の高い株に変異するとすれば、大量のワクチン接種がその要因となる可能性が高い。」(Joseph Mercola博士)
Alliance for Natural Health Internationalの創設者であり、科学者であり、エグゼクティブディレクターであるRob Verkerk博士によると、ウイルスを凌駕する新しいワクチンを開発しようとする「ワクチンの踏み絵」を続けていると、亜種はより毒性が強くなり、伝染しやすくなるだけでなく、免疫(またはワクチン)の逃避変異も含まれるという。
Verkerk博士は、ウイルスの中で最も変異しやすい部分を標的としたワクチン投入に賭けると(集団大規模接種)、ウイルスに選択圧がかかり、免疫逃避変異が発生しやすくなると述べる。
「科学者やワクチン開発者は、これらのウイルスの変異を回避しようと努力していますが、その結果が保証されるわけではありません。これは、膨大な数の市民が知らず知らずのうちに参加している実験なのです」(Rob Verkerk博士)
GSK Biologicals、Novartis Vaccines、Solvay Biologicals、Bill & Melinda Gates Foundation’s Global Health Discovery team in Seattle、Global Alliance for Vaccines and Immunization in Genevaに所属していたワクチン学者のGeert Vanden Bossche博士は、3月、世界的な大量ワクチン接種が生み出す「制御不能な怪物」について、12ページの文書を以って世界保健機関(WHO)に呼びかけを行った。
「集団予防接種を続けることで、より感染力の強い新種のウイルスがますます優勢になり、最終的には、ワクチン接種率の向上にもかかわらず、新規患者数が劇的に増加することは疑いの余地がありません。また、このような状況では、循環している亜種が現在のワクチンに対して完全に耐性を持つようになることも疑う余地はありません」(Geert Vanden Bossche博士)
the Defender誌が3月26日に報じたところによると("Interview With Vanden Bossche: Should Mass COVID Vaccinations Be Stopped?")、世界的に行われている大規模な集団予防接種プログラムによって引き起こされたロックダウンとウイルスへの極端な選択圧の組み合わせは、短期的には感染者数、入院者数、死亡者数を減少させるかもしれないが、最終的には懸念される変異体をより多く生み出すことになるという。
これは、Geert Vanden Bossche博士が「免疫逃避」(ワクチン投与後も、ヒトが獲得した免疫が効きにくくなること)と呼ぶ結果である。これにより、ワクチン企業はワクチンをさらに改良し、選択圧を弱めるどころか高めてしまい、感染力の強い、死に至る可能性のある亜種を生み出してしまう。
この選択圧によって、ウイルスが人体に侵入する際の経路である気道の粘膜を突破するためのウイルスの重要なスパイクタンパク質に影響を与える変異がより集中することになる、とGeert Vanden Bossche博士は主張している。そうなると、重篤な症例や死に至る可能性のある症例が増加し、事実上、制御不能なパンデミックに陥る可能性がある。
「私たちは大きな代償を払うことになるでしょう。私は、自分の子供たちや若い世代のことを考えると、感情的になってしまいます。つまり、私たちがやっていることはあり得ないことなのです。私たちはパンデミックを理解していないのですから」(Geert Vanden Bossche博士)
以上、lifesitenews.com 2021年8月9日付記事参照 終わり
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「こうした諸々のリスクについて冷静な議論が行われるのを見た人が居るだろうか? 」(「川流桃桜の日々の呟き」より)
否(以下の通り)。
「ワクチン接種の義務化議論を」 − 経済同友会の代表幹事https://t.co/Ae8joXELyv
— 共同通信公式 (@kyodo_official) August 31, 2021
(おわり)
追記:
「だが議論やリスク計算は大衆の目には届かない所に隠されている。真実を求めて自発的な努力を行う少数の者達だけが、こうした情報に接する機会を得ることが出来る。」(「川流桃桜の日々の呟き」から引用)
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「真実を求めて自発的な努力を行う」のであれば、検索に恣意的なフィルタリングをかけないインターネット検索エンジンDuckDuckGo(ダックダックゴー)の採用をお勧めする。DuckDuckGoはユーザーの個人情報や検索履歴(=「クッキー(Cookie)」・IPアドレス使用・ログイン情報や過去の行動記録)を保存しない。ゆえに、ユーザーがプライバシーの観点からも安心して使用できる設計となっている。
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