黒目川(埼玉・朝霞)の桜は今年も爛漫と咲き誇る(撮影:2021年3月27日 / Sigma DP2S)。愛でられることなく散っていった去年とは対照的に今年はいつもながらの花見や宴の客で賑わっていた。
しかし、これは「自粛すべきこと」だそうだ。
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聖火よりも、ランナーよりも目立ってたのは先導するスポンサー車両のどんちゃん騒ぎ。大音量の音楽を響かせ、踊るわ、グッズを配るわ、マスクをしていないDJがウェウェイ叫ぶわ。どこが復興五輪?どこがウィズコロナ?
— 原田遼 (@N9kLtpthc9thCRP) March 25, 2021
車両に隠されランナーが見えるのは少しだけ。 pic.twitter.com/6ftvLDueG9
(原田遼氏 / 東京新聞・中日新聞記者)
こんなどんちゃん騒ぎは
— だいすけ (@ngsm2) March 27, 2021
やりたい放題で
国民(一般庶民)には
時短だ時短だ
多人数で会食するな
大声で応援するな
旅行はするな
花見は控えろ
自粛だ自粛だ自粛だ・・・
五輪なら何でも許されるんでしょうか?
納得いく説明ください#聖火リレー #橋本会長#日本コカ・コーラ#復興五輪 #東京五輪 https://t.co/xBcOpr3vbg
” 東京新聞はネット版で26日に、この原田記者の沿道取材リポートを掲載。しかもこの記事では、日本コカ・コーラやトヨタ自動車、日本生命、NTTグループといった聖火リレー最上位スポンサーにその演出についてどう考えるのかも取材をおこない、「25日はDJが沿道と十分な距離が取れていると判断してマスクをしていなかったが、沿道の安心を重視し、26日からマスクを着用させている。現時点で批判の意見が届いているかについては答えられない」(日本コカ・コーラ)、「今後批判が届けば、意見として受け止めたい」(トヨタ自動車)などというコメントも載せている。”
(リテラ 2021年3月27日付記事引用)
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” 仮に私が発症し、自分の命が危険にさらされるなら、それは友人と桜の花の下に座ったから、という理由のほうがまだいい。VISAやコカ・コーラ、電通、菅義偉のためにそうなるのは勘弁してほしい。”
(Richard Lloyd Parry / 英「タイムズ」紙東京支局長の愛すべきニッポンから引用)
(おわり)