2020年10月31日

50%超と大手メディアは喧伝するも2-3%台の支持率



内閣支持55%、不支持20%(NHK世論調査・10月13日更新)
内閣支持51.2%、不支持15.6%(時事通信世論調査・10月16日更新)
内閣支持52%、不支持22%(朝日新聞世論調査・10月18日更新)
内閣支持67%、不支持21%(読売新聞世論調査・10月18日更新)

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内閣支持2.7%、不支持97.3%(過去一週間分「今日の内閣支持率」サイト・10月31日更新)
内閣支持3.8%、不支持96.2%(過去30日分「今日の内閣支持率」サイト・10月31日更新)

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電話を介して大手メディアが「調査」すると50%超、ネット上の不特定多数の「投票」では2-3%台。「調査」は対象とする母数及び母集団に属性がある(電話という「調査」手法に時間空間的に派生する属性)。他方、左巻きだろうが右巻きだろうが誰もがいつでも自由に「投票」できるネット上の「投票」はそのような属性はない。しかし、大手メディアは頑なに「電話調査」を「ネット投票」に変えようとしない。

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"菅義偉首相は30日の参院本会議での代表質問で、内閣支持率に関し、「支持率には一喜一憂しない。国民の声を謙虚に受け止め、国民のために働く内閣として期待に応えていきたい」と述べた。日本維新の会の片山虎之助氏の質問に答えた。首相は29日の衆院本会議の代表質問では、衆院解散についての考えを問われた際、「国民の政権への期待もそこそこにあると思う」と述べ、議場が一時ざわつく場面があった。”(産経新聞 10月30日配信記事引用)

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2-3%台の支持率であれば一憂どころでなく即内閣総辞職。

しかし、「一喜一憂しない」、「国民の政権への期待もそこそこあると思う」(菅首相)支持率だそうだ。株価ですら官製相場(ヤラセ)で盛りに盛って、アベノミクスの成果とする位であるから、支持率も推して知るべし。

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虚飾粉飾捏造+改竄廃棄+法秩序破壊+説明放棄等々、安倍政権から政道のマナーを引き継いで「一喜一憂しない」で済むようと世論調査についてもそれなりに悪心が働いても少しも不思議ではない。

となると、大手メディアの「世論調査」とネット上の「投票」が逆さの結果を示す、つまり、ネット上の「投票」は単刀直入(二択)で結果は有り体(ありのまま)とすると、電話調査はその逆、仕掛け・嘘があるということなのか?

大手メディアの世論調査に世論操作のための虚構を疑うのは私だけではあるまい(拙稿:安倍内閣支持率「支持しない」9割超)。

(おわり)


タグ:内閣支持
posted by ihagee at 13:06| 政治

2020年10月30日

テープ録音(その5)



NATIONALのRQ-402(1968年製造のSolid State)の代替として、同じNATIONALのRQ-705をヤフオクで購入した。型番は新しいのに1962年製造・真空管2chモノーラル録再機の古手である。当然ジャンク扱いで他に入札などなく千円そこそこで落札。

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外観は昭和の白物家電然(レトロ)としていてなんとも古めかしいが、内も外も金属が主体だからそれ自体モノとしての質感(重量感)がある。先ずは点検を兼ねて筐体から内部のシャーシを取り外した。真空管やドライブベルトなど消耗し易い部品は簡単に交換前提の設計なのだろう、ネジを数本外すだけで簡単に内部を露出させることができる。RQ-402などSolid State(トランジスタ)製品はその前提がない。Solid Stateの売りであった「交換・修理不要」も換言すると、壊れてしまえば買い換えるサイクルとなるように耐用年数が短く設定されていることでもある。耐久消費財から交換修理を前提の「耐久」を外すことでメーカーは任意に製品ごとの実動年数を調整することが可能となり、常に新しい製品を市場に提供することで市場から事業資金を潤沢に調達できるようになった。メーカーの意図する通り(「修理するよりも買い換えた方が安いですよ。」)RQ-402は所詮ガラクタになるしかなかったのだろう(拙稿「百代の過客」「発想の転換(“最も古いまだ使用中の家電”コンテスト)」)。

そのような宿命が課せられていなかった時代の真空管のテープレコーダ。ガラクタにならないと期待しつつ点検を始めた。

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ヘッドは摩耗が見られずまた周辺も綺麗。ピンチローラに付着した磁性粉を取り除く。
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機械部分は清掃し適宜グリスアップ&注油を施す。
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通電して真空管の状況を確認(球切れ無)。
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回転速度は19cm/sと 9.5cm/sの二段に切り替え可能だが、ピンチローラのテンションが適正でなく、 9.5cm/s側で再生時にスリップする。この現象はYouTubeでも報告されていた。

動画ではコイルばねを強いものに交換して対処しているようだが、私はRQ-402で使ったゴムベルトを加えて応力を調整した。さて、動画からも判るようにモータ軸とテイクアップリールとの間に布ベルト(平ベルト)とプーリが介在する。通電状態で常にモータ軸は回転しているが軸に接触する布ベルトはそれ自体の性質を利用したベルトテンションクラッチ機構となっている。すなわち、プーリのベルト押し上げ⇆下げによって緊張⇆弛緩し、テイクアップリールへの動力の入⇆切を行っている。布ベルト自体の滑りを利用しているので、通常のゴムベルトで代替することはできない。
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さて、この状態で実際にテープをかけてみた。




この音源はRQ-402を使って拙稿「伊豆の踊り子」で採用している。RQ-402の再生スピードが適正でなかったことは一聴して明らかである。国語研究で掲載した音源は正しいスピードで再生されたものに更新しなければならない。そうこうするうちに、「ブツッ」と嫌な音がした。

内部を点検すると件の布ベルト(平ベルト)が粉々に断裂。経年劣化しているところをいきなり「緊張」させたのでそうなったのだろう。上述の通り、ゴムベルトに替えることはできず、RQ-705用の布ベルトはもはや入手不可能。さて困った。RQ-705の最大の欠点は布ベルトにあった。

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無い知恵は絞るもの。荷造り用の布テープに裾上げ用の布地(テープ状)を貼り合わせれば良いかもしれないと閃いた。布テープの表面の滑り性と布地のグリップ性を表裏に使うというアイディアである。

25mm幅布テープ(寺岡製作所製)を接着面を上に平らに伸ばし、23mm幅布地(百均のもの)を重ねて貼り付け、6mm幅 x 33.5cm寸にハサミで切り落とし(カッターは布地がひっかかるのでダメ)、その両端を繋いで代替のベルトを作成することにした。糊代は3mm程度とし、布地はその部分は切り剥がして布テープ同士が接くようにするが、布テープは表面に剥離剤が施されているので糊代部分は紙やすりで落とし「セメダインPPX」で慎重に接着、布面を内側にしてレコーダに組み込んだ。6mm幅 x 33.5cmの寸法はこの過程の試行錯誤で導き出した最適値である。接着剤の種類も同様。
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(自作の布ベルト)


(動作状況・機械音がするがマイクを近づけている為)


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レトロな外装はこの際ガンメタリックに塗り替えた。さて、自作のベルトの耐久性やいかに?
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(おわり)


posted by ihagee at 06:56| 古写真・映像

2020年10月26日

コスモスを追って



本ブログ(Film Photography)はさて今年フィルムでの撮影を行っていない。看板倒れは不本意なので、近場に秋の名残のコスモスを求めてカメラを連れ出した。

春のうららに惰眠を貪るかどことなく憂鬱なポピー(雛芥子)、高い空にすっと立って風に揺れるコスモス(秋桜)。薄く蝋を引いたような花びらが蕊に光を抱き込み花芽を倦んで垂れるポピー、他方、光に掌を翳すかに瓣を凛と広げるコスモス。開花の時期にコロナの緊急事態宣言が重なったポピーは撮りそびれた。

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例年、花畑が人で賑わうコスモス街道(新河岸川の木染橋付近・埼玉)は、一つと花が見当たらない。二年ぶりの再訪で、前回は10月の頭だったので遅きに失した。花を手入れする場所は季節を過ぎれば刈るのだろう。民家の庭先にちんまりとした花群を見つけた程度である。

ところを替えて向かったのは、難波田城公園(富士見)。その周辺はコスモスが自生している。この場所は前回コスモス街道での撮影の続きだった。

自生が幸いし、撮影するに十分な名残を留めていた。

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連れ出したアナログカメラはIhagee Exakta VX1000(1966年頃製造・Carl Zeiss Jena Flektogon 2.8/35)とVoigtländer Superb(1933年製前期型・Skopar 75mm F/3.5 & クローズアップレンズ)の二台で、VX1000には富士フィルムの新装なった「NEOPAN 100 ACROS(アクロス)II」、SuperbにはKodak Tri-X 400を詰め、セコニックの露出計、モノクローム撮影用のYフィルター(VX1000にはオレンジフィルター)を携帯し、さらにSigma DP2Sも相伴させたので、カバンが重くてならなかった。

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土日(10月24/25日)を撮影に当てるものの、土曜日はあいにくの曇天ゆえ、VX1000で数枚撮影したのみ、快晴の翌朝、難波田城公園の周辺で撮り切った。

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(以上、Sigma DP2Sで撮影)


VX1000はSuperbと同様、ウエストレベルファインダー(アイレベルは今回用いなかった)なのでカメラを倒して撮影できず全て横長の構図となる。尚、Exaktaは夙に有名なExakta Varex IIaを2台所有するが実際の撮影には使っていない。シャッター布幕の経年劣化は実用に供するに厳しい状態だからで、より時代の新しいVX1000とペンタコンExakta RTL1000を使うことにしている。

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(Exakta Varex IIaに負けず劣らず強面のVX1000)


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モノクロームのネガは別稿の「サイアノタイプ 」にある通り直接手製の印画紙に焼き付けることもできる。

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(安価なマルマン画用紙を使った作例)


撮影の結果は現像後あらためて報告したい。

(おわり)

posted by ihagee at 07:28| 日記